1978年、ロジャー・マッギン、ジーン・クラークにクリス・ヒルマンが揃ってトリオを結成。バーズ再結成かと思いきやバンド名はシンプルにマッギン・クラーク・アンド・ヒルマンに落ち着いた。
翌年のファースト・アルバムは全米39位と中ヒットとバーズの御威光はまだまだ健在。
そしてセカンド・アルバムでさらなる飛躍が期待されたものの、ジーン・クラークのアルコール依存とドラッグ中毒がひどくなってライブ活動が維持出来なくなってしまった。
ジーンはセカンド・アルバムに自作曲を2曲を提供したものの、レコーディングできる体調ではなくなり準メンバーに格下げとなった形で1980年にセカンド・アルバム、Cityを残るメンバーでなんとか完成させた。
(バンド名はMcGuinn, Hillman Featuring Clarkとなった。)
またプロデューサーのアルバート兄弟とアルバム制作の方向性が噛み合わなくなってきたこともあって、不完全燃焼となりチャートも136位と大幅に後退することに。
80年代ともなるとやっぱりこの手のフォーク・ロックは時代遅れと言うか刺激が足りないと捉えられたのかもしれないね。
オイラの耳には当時懐かしのフォーク・ロックって感じで悪くないと思ったし、今聴いてもその印象は変わらないのだが....