ウェスト・コーストのシンガー・ソング・ライター、ジャクソン・ブラウンの2014年発売の14枚目のオリジナルアルバム、STANDING IN THE BREACHをやっと購入しました。
いつもなら、発売と同時に購入するわけですが、ここ数年ジャズやソウルなどロック以外の音楽も結構聴くようになり、今までずっと贔屓にしていたアーチストの新譜をオン・タイムで 購入するまで中々手が回りませんでした。
私は、彼の1972年発売のファースト・アルバムからファンでありまして、 最近のライブ・アルバムを含む数枚を除いては、CDやレコードの形でほとんどのアルバムを所有しているのですが、80年代になってからアルバムの内容に政治色が濃くなっていき 、特に1986年のLIVES IN THE BALANCEや1989年のWORLD IN MORTIONあたりからは、 ヘビー・ローテで聴くことはなくなりました。
最近このアルバムに対して結構印象の良いレビューがネット上に載っていたのを目にして、ようやく購入となりました。
さて感想ですが、1曲目のTHE BIRDS OF ST. MARKSという曲が往年のTHE BYRDSのようなフォーク・ロック調の曲で親しみやすいというようなレビューありましたが 、私としては、もう少し12弦ギターのバッキング、そしてドラムとベースのリズムなどを強調すればさらによかったのではと思いました。他の曲も同様に、少しおとなしすぎる感がありました。
また、収録曲11曲のうち7曲が5-7分という長尺の曲で、 もちろん詩の内容によりそう簡単に曲を短縮は出来ないと言うのは当然分かっているのですが 、少し冗長ではないかと思いました。
年を重ねるごとに物事の考え方、そして声の質などは変わっていきますので、 70年代の アルバムの続編を製作する必要はないのかもしれませんが、昔からのファンとしてはどうしても、1973年のFOR EVERYMANやその翌年の LATE FOR THE SKYの頃の、瑞々しさや若々しさを求めてしまいます。
それぞれの曲自体は悪くはなかったように感じましたので、なんらかのメリハリをつけるようなもう一工夫 が見られれば、私としてはジャクソン・ブラウン復活と言えたと思います
ジャクソン・ブラウンのファンの皆さん、小言ばかり言って申し訳ありません。もし何か反論があればお待ちしています。
The Birds Of St. Mark - Jackson Browne
個人的には、少し緩いような感じですが?
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