CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ENGLAND DAN & JOHN FORD COLEYのDR. HECKEL & MR. JIVE

2015年05月24日 | AMERICAN ROCK/POPS
ZEP感謝祭も終わったところで、今回はポップ・ロック・デュオのENGLAND DAN & JOHN FORD COLEYの1979年発売の 7枚目のスタジオアルバム、DR. HECKEL & MR. JIVEを紹介します。

ソフト・ロックのデュオと認識されていた彼らが ”それだけではなく別の一面もあるよ” と2面性を持つ人物であった”ジキルとハイド”をもじって”ヘッケルとジャイブ”というアルバム・タイトルをつけました。

内容は、彼らの従来の曲のアレンジをハード・ロック寄りにしたり、ファッキー・タッチにしたり、ソウル風のアレンジの LOVE IS THE ANSWERを入れたりなどと、違った一面を見せる味付けとなっています。トッド・ラングレン作のシングルLOVE IS THE ANSWERが全米10位と気を吐いたのですが、アルバム自体は全米108位と不振でした。当時ディスコ、パンクそしてニュー・ウェイブなどのブームなどにより、ソフト・ロックではタイミング的に分が悪かったようです。

それを証明するかのように、80年代になって収録曲であったBROKEN HEARTED MEがアン・マレー、そして WHAT’S FOREVER FORがカントリー・シンガーのマイケル・マーフィーらが取り上げヒットさせています。

何事も成功するには、当然タイミングというファクターは重要なのですが、反対に成功に値する内容が伴っていないと、タイミングだけでも成功は 得られないとこのアルバムは言っているような気がします。

それでは、彼らの直球であるWHAT’S FOREVER FOR聞いて下さい。この手のサウンドが好みの方で、もしカーステでこの曲がかかれば、サビのパートを一緒に歌う事、間違いなしです。

アルバム・ジャケットの表は、DR. HECKELから MR. JIVEなのか、 MR. JIVEからDR. HECKEL なのか判りませんが、シャツにジーンズのラフな姿の彼らが黄色いラインを超えるとジャケット姿に変身している事を表現しています。6人いるのではなく、2人組のショットが3種で、計6人です。

What's Forever For - England Dan & John Ford Coley


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