今年は辰年ってことで、我が家のレコード棚に生息するDragonの皆様に登場してもらう事に。
最初は1974年の英プログレ・ロック・バンド、キャメルのセカンド・アルバム、MIrage(蜃気楼)。英盤のジャケは蜃気楼でラクダやその背景の景色が2重3重に見えるイラストであるが、北米盤のジャケには古代中国の伝説の蜃(辰)の吐く気で形成される楼閣が蜃気楼ということでDragonがジャケに描かれている。ただ顔立ちはDragonではなくCamel顔風に描かれているのが面白い。
お次はジェファーソン・エアプレイン解散後、ポール・カントナーとグレース・スリックらが中心となって結成されたジェファーソン・スターシップの1976年の3枚目のアルバム、Spitfire。イラストは我らが誇る長岡秀星氏の筆によるもの。
同年、T.Rexが出した通算8枚目のアルバム、Futupistic Dragon(銀河系よりの使者)にもDragonが! この頃はグラム・ロックの人気もすでに廃れ、T.Rexも芸風をソウル寄りに転換。当時の評論家たちはその出来をネガティブに評価したが、最近では当時の評価は見直されている。
しんがりは1982年のエイジアのデビュー・アルバム。海上でドラゴン・ボールを追いかけるドラゴンがロジャー・ディーンによって描かれている。プログレ仕立ての曲はポップかつコンパクトに制作され当時よく売れたアルバム。
これだけDragonが我が家に住み着いているなら、今年は何かいいことあるかも。
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