CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

モダ〜ン・ロックのススメ

2018年08月18日 | EURO ROCK
Modernと書けば“現代の”とか“近代的な”って形容詞の意味になる。

モダンとカタカナで書けば思い起こすのが、関西のお好み焼き店のモダン焼きと言うメニュー。

お好み焼きの玉に蒸した中華そばを合体させて焼く炭水化物の塊になんでモダン焼きと命名されたのかは分からぬが、安くて食べ応えがあるので、私にとってはラーメン・ライスにそば飯と並ぶ黄金麺食トリオと言える。

ロックの世界にも、クラッシック・ロックと差別化を図るため、70年代末ごろからモダン・ロックという言葉が出てきた。その後、色々と派生し別のロックということで、Alternative Rock(オルターネティブ・ロック)なんて呼ばれることも。

エイト・ビートに乗ってギター・ヒーローの奏でるソロ、ボーカリストのシャウト、またプレグレ・バンドが披露する超絶テクノ演奏もない。

この手の分野はちょっと苦手で馴染めないと思い込んでいた。

そんな私も修行ということで買ってみたのが、次のアルバム。

1993年発売のアイルランド出身の女性シンガー・ソングライター、Bjorkのソロデビュー・アルバム、Debut。

この風貌で、あのサウンド。ギャップありすぎ。


裏ジャケの写真


ブックレット内の写真、完全にアイドルしてる。

当時音も聴かずに、完全なジャケ買い。

このお嬢さんがいかなる音を出すかと興味津々、期待に満ちて早速CDトレイに載せる。

で、レッツ・スタート・ミュージック!

あら、ぶったまげた! 

想像とは全く違う当時の先端を行く電子ビートに乗せ、今まで聴いた事のない モダ〜ンな香りの充満したポップ・ソングが次々と 。

英国で3位にランク・イン、他のヨーロッパ諸国でもヒットとなる。

果たしてクラッシック・ロックに長年縛られてきたおっさんが、ここに来てモダン・ロックに開眼するだろうか?

モダン焼きが好物だからいけるんじゃね〜と思ってから月日は流れたが、いまだにポジションは変わらない。

しかも歳を重ねると炭水化物を多く取れなくなってきたみたい。

やっぱりお好み焼きは、そば無しのシンプルな豚玉に限る。

でもBjorkのDebut、あれから早25年すぎましたが、今聴きてもいい線いってますよ。


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