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今日ふと目にしたヤフー・ニュース、ロック界の二人の大物-ポール・カントナーとエリック・クラプトン

2016年01月29日 | West Coast Rock

先ほど、JEFFERSON AIRPLANEのリーダー、ポール・カントナーが死去したというニュースを目にした。

JEFFERSON AIRPLANEといえば、個人的にも1967年の2枚目のスタジオアルバム、SURREALISTIC PILLOWから、シングル・カットされ大ヒットしたSOMEBODY TO LOVEだ。

SURREALISTIC PILLOW

以前にもこのブログにも登場した通り、“DON’T YOU おっさんBODY TO LOVE, DON’T YOU 兄さんBODY TO LOVE♪~”と言うフレーズは、ロックが何かも分からなかった子供だった頃、ラジオから聞こえてきてインパクトがあったのを思い出す。

その後、同じようなインパクトを持つヒット曲がなかったせいか、私の中ではJEFFERSON AIRPLANEは忘れられ、次回登場するのは、JEFFERSON STARSHIPと改名されだした、1978年の4枚目のスタジオアルバム、EARTHである。

EARTH

ロックとポップの中間ぐらいのサウンドで非常に聴きやすく、シャウトするグレース・リック、落ち着いた伸びのあるボーカルのマーチン・バリンそしてポールの場合ボーカルというよりはコーラス主体だったが…、三者三様で楽しめ愛聴盤となった。その後数枚のスタジオ・アルバムを購入し彼らの活動を追いかけていくわけだが、ポールが脱退しSTARSHIPとなってからは、シングルがヒットしたもののあまりにもポップになりすぎ、私が思い描いていたJEFFERSON STARSHIPのイメージではなくなったことからアルバムの購入は見送った。http://blog.goo.ne.jp/admin/

この手のポップ・サウンドであるなら、グレースやミッキー・トーマスらの破壊抜群のロック向けボーカルでなくとも、良かったのではないかと今でも思う。

多分、仕事とは言えグレースも歌いたくなかったのでないかと勝手に想像するのだが。

やっぱり、JEFFERSON AIRPLANEやJEFFERSON STARSHIPは、音楽活動に情熱を費やし続けたポールあってのバンドだったと再確認となった。

と思っていると、エリック・クラプトンの名前も、ネット・ニュースにアップされている。

一大事かと思いきや、なんでもエリックが、フランス人画家が描いた絵を1970年にその息子から貰った後、それを後日デレク・アンド・ドミノスの唯一のスタジオ・アルバム、“愛しのレイラ”のジャケットに使用したことが発端だった。

LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS

時代は流れ、そのアルバムが2011年にリマスターされた際、スーパー・デラックス・エディションとしてボックス化され、そのデザインにボックスを開けると“愛しのレイラ”のジャケに使用された女性の絵が飛び出る仕掛けであった。この作りに関して、画家の家族から絵に関して、作者もしくは作者の遺族の同意を得ずに間違って使用されているとの訴えで、フランスの裁判所の判決として約200万円の罰金がエリックに言い渡されたそうな…

2011年の話が、今頃裁判で判決が出るのって一体どうよ!

そう言えば、我が家にもそのボックスがあるのだが、ずっと忘れ去られた存在で未だ開封もしていない新品同様の状態である。その飛び出す絵をどのように感じるのか、ボックスを開けてみたい気持ちもあるのだが、やっぱり今回はやめておこう。何かいいことがあったときに開けようではないか!とかなりおじいさん臭いような考え…

4-5年前に買っておいて、未だに封を切らずほったらかしにしておくなんて、なんていい加減な自称音楽コメンテーターであることが証明された。

まだまだ、エリックには枯れないでギターをギンギンと弾き続けて欲しい。

今回はしっとりと、マーチン・バリンのボーカルで
Jefferson Starship - Count on Me



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