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後期高齢おっさんの手習いとして始めたブログも、当記事で243回目のアップとなった。
出来るだけ毎日記事をアップしよう思っているのだが、 毎日アップするとなると内容的に乏しくなる。
個人的な備忘録としてスタートしたのだから、それ程内容にこだわらず、アルバムの詳細をネットや手持ちの資料から抜き出し淡々とアップしていけばいいのであるが、記事に個性を出そうと自身が思うようなところを書き足そうとすれば、どのように話をまとめるかに結構時間を費やし苦労するのである。
同様にミュージシャンにとっても、継続してアルバムを発表していくには随分と頭を悩ますことであろう。前回の路線を同じ様になぞれば二番煎じと言われかねないし、形成されたイメージを打ち壊していくと今までのファンが引いてしまうリスクがある。
メガ・ヒットのアルバムを出すと、次作の制作においてさらに頭を悩ますこととなる。
1979年に3年ぶりに制作された彼らの6枚目のアルバム、THE LONG RUNはそういった状況で発売された。基本的には前回の少し暗めの路線を踏襲し、ラジオに乗りやすい前回より明るめのロック・ソング, HEART ACHE TONIGHTとTHE LONG RUNをシングルとして投入し、そのイメージを中和。全米一位の大ヒットとなり700万枚のアメリカの累計のセールスを記録したものの、前作には及ばなかった。そして、タイトルの通り、先は長いよということで、一旦創作活動を停止するのである。
オリジナル・メンバーのランディー・メイズナーは前作で脱退、代わりにPOCOからティモシー・シュミットが加入。ファースト・アルバム制作の途中で脱退したため、そのアルバムに彼の名前はクレジットされなかったのだが、ランディー・メイズナーもまたPOCO出身。
POCOといえば、バッファロー・スプリングフィールドのメンバーだった、リッチー・ヒューレイとジム・メッシーナが中心になって設立したカントリー・ロック・バンドだった。その二人の中心メンバーが後日脱退し、どうなるかと思ったがかえってグループがまとまった感じで、地味ながらも好感の持てるバンドに成長した。カントリー・ロックという範疇に於いては、個人的には当時イーグルスと互角で有ったように評価している。POCOについても記事をいつかアップしたいと思う。
すでに後期高齢おっさんの年齢に達していて、後どれぐらい人生が続くのかわからないが、先はまだまだ続くので焦っらないでポジティブに生きていこうと思う今日この頃である。
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