先日ビートルズの日本で1965年に発売されたアルバム、Beatles For Sales(邦題はビートルズ ’65と銘打たれた)がとあるレコード・ショップのオークションでなんと120万円で落札されたとのニュースを見てびっくり。
ビートルズに詳しい方ならご存知とは思うけれど、当初日本盤はオデオン・レーベルから発売され日本独自規格の編集やジャケ違い、そして日本特有の宣伝文句の入った帯付きで販売されていた。
このアルバムも何度かの再プレスの際、帯のデザインが変更され、今回出品されたレコードには発売枚数が少なくほとんど見かけることのなかった茶色の帯ついていたことから希少性が高まり120万円の価値がついたそうな。
(これが茶帯のビートルズ ’65)
希少性で価値が上がるのは理解できるが、まさかの帯色違いでこのような値段がつくとは…
ビー・コレクター恐るべし!
もちろんオイラの家にもありますBeatles For Sales(ビートルズ ’65)。但し東芝音工、多分1969か70年プレスのアップル・レーベル黒盤、当時のお値段2000円なり。もちろん帯は当家の仕来りによってあっさり廃棄処分。
個人的には英国初回プレスならいざ知らず、まあ同じ日本プレスだから茶色帯の盤と音質的にはそう変わらないと思うけどね。
多分私もこのアルバム持ってます。でも、今やレコードプレイヤーがなく、ダンナのLPも含め、500枚以上が物置の肥やしになってますよ。
80年代の中頃レコードに代わってCDが天下を取ってから約40年余り経って、まさかのレコード復活。せめて帯取っておけばよかったかな?
とは言え、たとえ帯付きでもレア盤でない限りなんちゃらオフでは買取価格2束3文のこの現実(泣)。
悔しいです。