本日はスティーリー・ダンでも。
1973年の彼らのセカンド・アルバム、Countdown To Ecstasyを当時聴いて驚いた。
ハード・ロックを中心に聴いてきたオイラには時にサラッとジャズっぽく、またR&Bやソウルにラテン・タッチなんかも組み入れられうねりを感じ掴みどころがない新種のロックだった。
特に一曲目の菩薩(Bodhisattva)を初めて聴いてそのスピード感には圧倒された。歌の内容はまだベトナム戦争も続き先の見えない鬱屈から逃れるため宗教にのめり込むアメリカの若者を皮肉ったものらしい。
アルバム全体が世の中を斜視的かつシニカルに眺めている様な歌詞は英語が全くダメなガキだったオイラでは全く歯が立たず。
もうあれこれ考えずにただ音の流れに身を任せようと思ったね。
あれから、50年経った今でも変わらずであります。
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