メンバー全員がティーン・エイジャーだった事からそれぞれの親の承認を受け、取り敢えず一年限定で活動をスタートさせたジェネシス。
1969年には記念すべきファースト・アルバムを英Deccaから発表しライブ活動も開始。
アルバムは当時注目を集めることは出来なかったが、ライブ・パフォーマンスがカリスマ・レーベルの目に留まりレコーディングの契約に至った。
前作はプログレともポップともどっち着かずの習作的内容だったが、1970年のセカンド・アルバム、Trespass(侵入)でプログレ色を強めその後のジェネシスの方向性を決定づけたと言える。
まだギターのスティーブ・ハケットやドラムスのフィル・コリンズが加入する前で、プログレと言っても緊張感を持った演奏に牧歌的な味付けのサウンドが特徴でこれはアンソニー・フィリップスの12弦アコギの演奏が印象的。
特にピーター・ガブリエルの個性が炸裂する直前のジェネシス、中々良いと思うけど。
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