助手:博士一体どうされたんですか? 神妙な顔をして….
博士:ゴルゴ13の生みの親、さいとう・たかを先生がお亡くなりになられたのじゃ。
海外在住歴が人生のほぼ半分じゃったワシは、一時帰国の際必ず空港の本屋に立ち寄りゴルゴ13の単行本を買い漁り何となく力付けられたような気分で再び勤務地に戻ったものじゃ。
シンガポールには紀伊國屋があって日本の書籍や週刊誌などは売っておるのじゃが、海外価格と言うことで結構な値が付けられておったのと、彼の地では裸は御法度。
ゴルゴ13にしばしば登場するお色気シーンなどもってのほかで、現地での単行本の購入は無理筋じゃった。
日本の一般的な週刊誌でも現地の関係省庁のセンサー対応となり、セクシーな写真を載せたグラビア、またイラストでさえビリビリとカットされて悲しげに店頭に並んでおったのを覚えておる。
助手:なるほど、博士はゴルゴの運び屋だったのですね?
博士:見つからないように手提げカバンの奥に仕舞い込み入国したものじゃ。まあ、シンガポールの場合はよほど挙動不審か多くの荷物を持っていない限りはそうそう呼び止められ検査されることはなかった。
そして一通り読み終えたなら駐在員仲間に進呈という真の運び屋じゃったのう〜 キリッ。
助手:そういえばこのブログでも、密閉式のヘッドフォンをゴルゴに装着させツェッペリンの“聖なる館” を大音量で聞かせて拷問したなんて話ありましたね。
プロ中のプロ、ゴルゴは何とか耐え切りましたが、“聖なる館”で拷問に適している曲って一体どの曲なんですかね?
博士:やっぱりメタリック系のハードなやつが脳天直撃じゃろうか?
助手:メタル・ファンク系ならThe Crunge、Dancing DaysやThe Ocean辺りですかね?
博士:その辺りかのう〜
音量を絞れば普通に聴けても、ヘッドフォンでの大音量となると地味頁のメタリック仕様のギターは鋭く脳天に突き刺さる。
助手:それでは本日はさいとう・たかを先生を偲んで、是非そゴルゴと同じ拷問とやらを体験してみましょう。
ギャ~! すみません。何でも白状します。
やっぱりゴルゴは偉大なり!
さいとう・たかを先生、RIP
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