本日はレッド・ツェッペリンでも。
以前にもアップした1976年のライブ・アルバム、The Song Remains The Same(永遠の詩)を久々に聴いてみる。
1973年7月にマジソン・スクエア・ガーデンでの公演からの収録で、丁度5枚目のアルバムHouse Of The Holyが発売された時期にあたる。迫力のある演奏だが、ロバート・プラントのハイトーン・ボイスに少々翳りが。特にと一曲目のRock And Rollなんかは明らかにキーを落として歌っている。
1971年に出たスタジオ盤のイメージがあるから少し残念には思うが、これって楽器の奏者と違ってその時々の自身の声帯のコンディションが命のハイトーン・ボーカリストの宿命ですかね。
出来ればアルバム、IVが出た時期に聴いてみたかった。
ディープ・パープルの場合は、1972年の3月にスタジオ・アルバム、Machine Headが出て、名ライブ盤となったLive In Japanの録音は同年の8月だったことから、スタジオ盤同様その迫力が保たれているが、後年のライブ・アルバムでは流石のイアン・ギランもやっぱり四苦八苦している。
それでも、このアルバムが当時バンドにとっての唯一の正規ライブ盤だったから、公開された映画のサントラだったとしてもファンにとってはありがたい作品だったのは間違いない。
プラントの高音がしっかり出ている「移民の歌」を聴いただけで鳥肌ものかと。
今の技術なら、かなりアップ・グレードされた良いライブ盤になると思うのですがね。
何とかならないですかね。