本日はJJ ケイルの2006年のエリック・クラプトンとのコラボ・アルバム、Escondidoでも。
(ギターやベースの面子にも腕利を揃え、ビリー・プレストンがハモンドを弾いているのも泣ける)
60年代に中西部のオクラハマからロス・エンジェルスに出てミュージシャンを目指したものの、中々成功を手にするには至らなかった。
ところが1970年にクラプトンにカバーされたAfter Midnightで注目を集めたのをきっかけに、その後クラプトンはもとよりカンサス、レイナード・スキナードやその他アーティストに彼の曲が取り上げられ、また自身でもソロ・アルバムを出していく事でその名が徐々に知られる様に。
基本的なスタイルはブルース、ジャズ、カントリーにフォークなどが混ざり合ったルーツ・ミュージックで、レイド・バックとも呼ばれる比較的ゆったりしたサウンドが売り。
本作もその延長で、クラプトンがそのJJ ケイルのスタイルに合わせるが如く、緊張感の解けた雰囲気の中でギターの演奏やボーカルを楽しんでいる。
時間に追われたリスナーもたまにはレイド・バックなサウンドを楽しんでもらえれば。
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