気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

目が8個??ヤツメカミキリムシ

2022年07月17日 | 花や昆虫 2022~

淡い黄緑色の美しいカミキリムシを見つけました。

写真では大きく見えますが、2cm弱の体に長い触覚がついています。
体表に細かい毛が生えているのか?ビロードのような質感です。
帰宅後、調べてみるとヤツメカミキリのようです。




背中の黒い班が8つ並んでいることからヤツメカミキリの名が。

頭部にも6つほど黒い班があります。

初めて見つけた色の綺麗なカミキリムシ
子どものようにドキドキしながらたくさん撮影してしまいました。






◆昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-kamiyatume.htm



林の中の倒木には小さなキノコが

このキノコたちも数ミリの小ささ
野鳥撮影用の望遠レンズで撮るのに苦労しました。






アシナガバエの仲間 
湿った林の葉の上によく見かけます。

数ミリの小さな羽虫で 注意していないと見逃してしまいそうです。
一般的な「ハエ」のイメージと違って、金属光沢の美しい体と斑入りの翅、長い足が特徴です。



地場野菜の直売所で小玉スイカを買いました。
380円!この値段なら外しても惜しくない、と何気なく手に取ったのですがズッシリ重い!
「おお!これは、大当たりではないか?」と期待しながら、冷蔵庫へ。
スパっと半分に切ると赤い果肉がみっしり。皮が薄くて食べごろでした。
「おいしい~!」と言いながら、家族3人で笑顔でむさぼるようにいただきました。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ヨシゴイ 蓮の花

2022年07月16日 | サギの仲間 2020~

蓮池で一番の人気者はヨシゴイです。

水面を埋め尽くすように繁茂した葉の間から突然飛び立ちます。
ヨシゴイの体重は100g前後 軽々と蓮の茎に止まります。

広い蓮池のどこから飛び出すのか、目を皿のようにして待ちます。
思いがけず近くに ひょっこり首を伸ばすことも。

















繁殖のため日本渡ってくる夏鳥のヨシゴイ
この池には少なくとも2組のペアがいると言われています。
この日も三羽が同時に飛ぶのを目撃しました。
元気なヒナが誕生して無事に巣立ってくれるよう願っています。




ヨシゴイ(葦五位)Yellow bittern 全長約36cm
ペリカン目サギ科ヨシゴイ属



新潟の角谷旅館さんのHPに宿泊者撮影の写真付きで瓢湖の自然が紹介されています。
瓢湖は、ハスの花に止まったヨシゴイや葉の上を歩く姿を観察できる有名なスポットです。

◆新潟の野鳥の楽園  瓢湖   
https://kadoyasan.com/yoshigoi01.html

日本海側の探鳥地を巡る旅 いつか実現させたいものです。
「やることリスト」に追記しておきましょう。


またまた各地でコロナの感染が拡大していますね。
いつになったら気軽に旅ができるのでしょうか。
愚痴っても嘆いても仕方がないので、
地元で気楽に探鳥や撮影を楽しもうと思います。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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ハスの花 トンボ

2022年07月15日 | 花や昆虫 2022~
地域のため池でハスの花が次々と開花しています。
ハスの開花期間は4日間程度とのこと。
夜明けとともに開花して昼には閉じてしまいます。
その開閉を繰り返して 最後の1日は夕方まで咲き続けて散るそうです。







つぼみに大型のトンボが止まりました。

ウチワヤンマ
足のつけ根と尾の突起に黄色い部分があります。



タイワンウチワヤンマ

足も尾の突起も黒いですね。





チョウトンボ






今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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シジュウカラ 水浴び事情

2022年07月14日 | シジュウカラの仲間

鳥は水浴びが大好き 盛夏はもちろん 寒~い冬でも毎日水を浴びます。
羽毛についた汚れや寄生虫などを水に流して きれいさっぱり!
暑さの厳しい夏は、体を冷やす目的で水を浴びます。

写真の水琴窟の水場は、特に秋から冬に賑わいます。
雨が降らなくても、ここはいつでもキレイな水にありつけます。
まずは、シジュウカラとメジロの混浴





長風呂しているヤマガラに文句を言っているかのようです。


ようやくシジュウカラどうし 水入らず?


こちらは、夏の公園の手洗い場
人間が利用した後には、水が満たされています。
排水溝が詰まり気味なのでしょうか?



さぁ!邪魔者も去ったし、思いっきり水を浴びるぞ!!


ところが、別の人間さんがやって来て、あわてて飛び去っていきました。
シジュウカラも私もがっかりです・・・


シジュウカラ(四十雀) Japanese tit/ Oriental Tit  全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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セイタカシギのくしゃみ??

2022年07月13日 | 動物園や花鳥園

クロエリセイタカシギ(黒襟背高鷸)はアメリカ大陸に分布しています。
神戸どうぶつ王国に飼育されているシギたちは環境に適応して繁殖もしています。

長い紅色の足 頭部や首の黒い羽がくっきりと美しい水鳥です。
羽の手入れをはじめそうだったので、優雅な姿を撮ろうとカメラを構えたら・・・




ブルっと身震いして、クチバシの先から何かが飛び出しました。

糸を引くように伸びたこの液体の正体は・・・??


ブルっと大きく身震いしたら、霧散しました。

クロエリセイタカシギの「くしゃみ」だったのでは?と思っています。


「オラァ~ 変なところ、撮るんじゃない!」??
「水辺の貴公子のイメージがこわれるだろうが!」??


クロエリセイタカシギ(黒襟背高鷸)Black-necked Stilt 全長約35cm
チドリ目 セイタカシギ科セイタカシギ属 



たいして雨も降らないまま開けてしまった今年の梅雨でしたが、
いまになって、天気予報は連日傘模様が並んでいます。
おかげで毎日、耐えがたいほどの蒸し暑さ。
でも、雨不足の心配がなくなったのは安心ですね。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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白いアジサイ キキョウソウ キンシバイ

2022年07月12日 | 花や昆虫 2022~

林の中に咲いていた白いアジサイ。
アナベルでしょうか?
小さな花が寄り集まって涼し気な雰囲気です。










キキョウソウ(桔梗草)


ひょろっと伸びた茎の先に小さな紫色の花が
荒地のような場所に一輪だけ咲いていました。

北アメリカ原産の帰化植物  福島以南で分布を広げているようです。
https://love-evergreen.com/evergreenpost/post/11913



金糸梅(キンシバイ) でしょうか?






以前撮影したタイリンキンシバイ(大輪金糸梅) より花が二回りほど小さかったです。
そのぶん おしべとめしべが大きく見えて目立っていました。


こちらは、ヒペリカム・ヒドコート
中国原産のキンシバイの園芸種  大輪金糸梅(タイリンキンシバイ)とも呼ばれます。
キンシバイより花が大きいです。


キンシバイ/ヒペリカム・ヒドコート
https://garden-vision.net/tree/k_line/kinshibai.html


これは何の花でしょうか?
見上げるほどの高い樹にたくさん咲いていて、遠目にも目立ちました。




蒸し暑くて蒸し暑くて、水分補給の後は体中から汗が噴き出してきます。
外出先の冷房で、すっかりお腹を冷やしてしまったようで、
帰宅後、トイレに何度も入る羽目になりました。('◇')ゞ
出先では汗をかいても着替えができず、体を冷やしがち。
みなさんもどうぞお気つけくださいね。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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気になるダイサギ

2022年07月11日 | 白い鷺たち

公園の池にちょっと気になるダイサギが一羽。
最初に見かけたのは三月ごろ まだカモたちが残っている肌寒い時期でした。

散歩の人が水鳥にあたえる餌をひとつ拾って
食べるのだろうか?と眺めていると水面にポトン。
もてあそんでいるような雰囲気でした。






ダイサギが公園の池に、しかも人を恐れず近くにいることは珍しいように思えます。



こうして近くから撮影していても、まったく気にせず自由気ままに過ごすダイサギです。



別のある日、木の枝を水に浮かべたりくわえたりを繰り返していました。
前年生まれの若いダイサギで、狩りの練習でもしているのでしょうか?





初夏のある日、久々に公園の池を訪ねるとダイサギの姿が。

伸びた草の中に座り込んでいました。

ちなみに、同時期に見られるダイサギの大半は婚姻色に変わっています。

田園地帯の小川で狩りにいそしむダイサギ
警戒心が強いので、岸から静かに撮影しています。


6月下旬 またまたダイサギに会いました。
ひょっとしてこの池に棲みついているのでしょうか?



今年は6月から厳しい暑さで、ダイサギもあえいでいるようでした。
まだ幼いのか? 逆に年老いているのか?
外見からは判断しずらい、ちょっと気になるダイサギです。


急に、池のサギたちがざわついて岸辺に集まってきました。
なんと、スーパーのパックから小魚をふるまってくれる人がいたのです。
(鳥インフルエンザの感染予防のためにも、餌を与えて野鳥を一か所に集める行為は慎むべきです)



ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90~100cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


今回のダイサギは亜種チュウダイサギを思われます。

日本で繁殖し越冬もしている亜種チュウダイサギ~足は黒い(もものあたりが淡色の個体もいる)
大陸で繁殖し日本に渡って越冬する亜種ダイサギ~足は黄白色


◆南港野鳥園 ダイダイサギとチュウダイサギ ~大きなサギのややこしいお話
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/top_cont2/chuudaisagi/chudaisagi.htm



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ホタルブクロ テイカズラ

2022年07月10日 | 花や昆虫 2022~

ホタルブクロ(蛍袋)は日本に自生する植物だそうです。

むかしはこの釣り鐘型の花の中に、ホタルを入れて光る様を楽しんだのでしょうね。

蛍もホタルブクロも人の暮らしの近くにあったのだろうと想像できます。








今回のホタルブクロは公園で栽培されているものです。
白い花も別の花壇で見られました。





テイカカズラ(定家葛)
山中で針葉樹の高木に巻き付いて繁茂していました。
ここまで伸びているテイカズラを見たのは初めてです。

藤原定家が愛した式子内親王を死後も忘れられず、葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついた…
 という和名の由来を思い出させる光景でした。


いつもブログを見ていただきありがとうございます。

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ソウシチョウの夫婦

2022年07月09日 | ソウシチョウ

山間部の林で二羽のソウシチョウに会いました。
まるで蝋細工のように色鮮やかで可愛らしい小鳥です。

ソウシチョウは外来種。もともとは日本に生息していない鳥です。
夫婦仲の良さから中国で「相思鳥」と呼ばれ、
江戸時代に飼い鳥として日本へ輸入されてきたそうです。
見た目の愛らしさとさえずり声の美しさで人気を集めたことでしょう。








ソウシチョウは、林床の笹薮など薄暗い環境を好むようです。
神戸の山間部では90年ほど前から繁殖が確認されているとのこと。
すっかりおなじみの野鳥となっています。







ソウシチョウ(相思鳥)Red-billed leiothrix /Peking Robin 全長約15cm
スズメ目チメドリ科ソウシチョウ属


◆動画で鳴き声 学習 ソウシチョウとガビチョウのさえずりの識別
https://www.youtube.com/watch?v=zyYIQ23n4b0

ソウシチョウもガビチョウもともに外来種。
じょじょに分布を広げて二種を同時に見られる所もあるそうです。
私の地域ではいまだガビチョウは見られません。



◆ソウシチョウに関する記事はこちら↓

相思鳥(ソウシチョウ) - 気楽にとり(鳥&撮り)歩き

色鮮やかで可愛らしい姿の小鳥。夫婦仲の良さから中国で「相思鳥」と呼ばれ、見た目の愛らしさと、さえずり声の美しさが人気で日本へも江戸時代から飼...

相思鳥(ソウシチョウ) - 気楽にとり(鳥&撮り)歩き

 



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヨシゴイ 七変化

2022年07月08日 | 強く記憶に残る鳥たち

在庫から大雨で倒れたガマの上を歩くヨシゴイです。

サギの仲間は、首を伸ばしたり縮めたり 見た目がずいぶん変わりますが
その中でも、特にヨシゴイの外見の変化には目を見張るものがあります。


正面から見ると、ラグビーボールのような チョコボールのキャラクターのような姿に




オタマジャクシを獲りました。
池にはたくさんのトノサマガエルがいたので、その子供たち?





「ミョウガの仙人」 という別名はこんな姿から名付けられたのでしょうか??





ガニ股っぽい足の運びもキュート??





ちょいっと首を伸ばして~


また縮めて~


頭部の羽を逆立てると、ちょっとカッコいい??

ヨシゴイ(葦五位)Yellow bittern 全長約36cm
ペリカン目サギ科ヨシゴイ属



新潟の角谷旅館さんのHPに宿泊者撮影の写真付きで瓢湖の自然が紹介されています。
◆新潟の野鳥の楽園  瓢湖   
https://kadoyasan.com/yoshigoi01.html

日本海側の探鳥地を巡る旅 いつか実現させたいものです。
「やることリスト」に追記しておきましょう。




先日もアップした画像ですが、首を伸ばすとここまでニョキニョキ





安倍元首相が遊説先の奈良県で銃撃されたというニュースが飛び込んできました。
いろいろな情報が錯綜していますが、詳細や事実関係がわかるまで冷静に。
いつも通りの暮らしを心がけます。

暴力では何も解決しません。
銃撃も戦争も起こらない平和な世界を強く願うばかりです。

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野の花や虫 金色のゴキブリ?

2022年07月07日 | 花や昆虫 2022~

短時間の散策で見つけた野の花や昆虫たちです。

淡色のイトトンボ 止まっていたのは何の植物でしょう。
何気なく通り過ぎてしまいましたが、小さな白い実?がかわいらしいですね。



ホシミスジ でしょうか?
木陰の植え込みに何頭も飛び交っていました。




コシアキトンボのメス? 腰の黄色い帯が黒で分断されています。

コシアキトンボ♀、または、オオシオカラトンボ♂の未成熟タイプ 
いずれかのようですが、撮影した画像からは判断できませんでした。
http://ikimonotuusin.com/doc/229.htm

※イケリンさん、ソングバードさんよりコメント欄にてアドバイスを頂き調べてみました。
 いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。




オカタイトゴメ(丘大唐米)
 道端の岩の隙間から咲いていました。
https://mikawanoyasou.org/data/okataitogome.htm




ヒメイワダレソウ (姫岩垂草)
 田んぼの畔を埋め尽くすように咲いていました。


家の中に入ってくるハエトリグモは焦げ茶色や褐色をしています。
木の葉の上で見つけた色鮮やかなハエトリグモ二種


アオオビハエトリ




ネコハエトリ?



薄暗い林で金色のゴキブリの仲間を見つけました。

モリチャバネゴキブリといって、雑木林などに生息しているそうです。
翅の色が白っぽくて金色に見えるのは、羽化したばかりだったからでしょうか?

◆モリチャバネゴキブリ
https://www.insects.jp/kon-gokimorityabane.htm


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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メジロ ブラシの赤い花で

2022年07月06日 | 強く記憶に残る鳥たち

ブラシの木に真っ赤な花が咲き乱れていました。

ユニークな形の花の中には 甘い蜜がたっぷりあるのでしょう。
メジロたちが次々と飛来してゆっくりと味わっていました。

今年は予想外の猛暑で撮影に行けず。2019年の撮影です。



















メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属



ブラシの木
オーストラリア原産。開花期は5~6月、
和名は、花槇(はなまき)金宝樹(きんぽうじゅ)
花の形がビンを洗うブラシにそっくりなので、英語ではボトルブラッシュと呼ばれます。

昆虫の卵のようにずらっと枝に並んでいるのはブラシの木の実
年々咲く花が結実して、何年分も実が枝に残っていくそうです。
乾燥地帯の植物ならではの特性で、雨が降った時に芽を出すとのことです。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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カイツブリの家族 炎天下の池で

2022年07月05日 | カイツブリの仲間

日差しを遮るもののないため池 太陽がギラギラと照りつけます。
池の真ん中に営巣しているカイツブリの一家
水の上の巣は、いくぶん暑さもやわらぐのでしょうか?
岸から観察している私は、熱中症になりそうなほどの暑さでした(;^_^A




抱卵を続けている親鳥 もう一方の親鳥は小魚を獲って来てヒナに与えます。



水に浸かっていれば暑さをしのげるのだろうか?と見ている間にも
ヒナは抱卵する親鳥の翼の下にもぐりこみました。
やはり陽光が当たると暑いのですね。



「がんばって たくさんお魚獲って帰ってね!」

家族に見送られて 出かけるのは「お父さん」に見えてしまいます。






~撮影した時点で、孵化が遅いので三つ目の卵は孵らないのでは?と感じていましたが、やはり。
 このカイツブリの夫婦は二羽のヒナを大切に守り育てていくことになりました。


カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


◇野鳥観察こぼれ話
カイツブリは小さな水鳥ですが、なかなか気が強く度胸のある鳥です。
先日掲載した「ナマズに挑むカワウ」に対して、親鳥は水中から攻撃を仕掛けていました。
突然、カワウが驚いたようにもがいて逃げ出した、その後に ぽっかりカイツブリが浮上してきました。
時にカイツブリのヒナを捕食することもあるカワウを、親鳥が水中で噛みついて追い払ったようです。

繁殖期以外にも、冬季にカモを観察しているとカワウと同様の場面を見ることがあります。
何が気に障るのか、時々、水に浮かぶカモをカイツブリが水中から攻撃するのです。

ソリハシセイタカシギが地域のため池に飛来した時にも、
カイツブリは見慣れない珍鳥相手に、水面走りで攻撃を仕掛けていました。



◆あきた森づくりサポート 野鳥シリーズ カイツブリ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/65-kai/kai.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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オオバン 猛暑の中一羽だけ

2022年07月04日 | オオバン

じりじり太陽が照りつける中、ため池に一羽のオオバンが居残っています。

私の地域では、オオバンは秋冬だけ見られる水鳥です。
数年前に一組のカップルが越夏して3羽のヒナをそだて上げた例がありますが、
今回のオオバンは独り者、他に仲間の姿はなく単独行動です。


外見からは衰弱している様子もなく怪我を負っているようにも見えません。
もりもりと水草を採って食べ、時おり護岸壁にあがって日光浴したりしています。





ここから先は真冬に撮影したオオバンたちです。
機会あるごとに写していますが、秋冬は野鳥が多くブログの出番がありませんでした。





額板(がくばん)の上の方に黒い痣のような模様があったオオバン
「ただの汚れかな?」と思いつつ個体識別に役立てていました。



公園の「水鳥のエサ販売機」付近にいることが多く、近くまで寄ってくる人慣れしたオオバンでした。
最初の2枚の夏のオオバンと比べると、首が短く見えるのは寒さで身を縮めているせいでしょうか?








こちらは別のため池で撮影したカップルらしきオオバンです。
今ごろは北の地域で子育てに励んでいるかもしれません。



オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属



☆☆☆ ニュースになった鳥たち ☆☆☆

猛暑の中、新潟県柏崎市の池に2羽のハクチョウが居残っているそうです。
大きいハクチョウと小柄なハクチョウ、一見すると親子のようにも見えますが。
仲良く過ごすこの2羽は、実は、それぞれ別の種類のハクチョウです。

片翼の一部を失ったオオハクチョウと、それに寄り添うかのようなコハクチョウ
2羽の姿は、観る者の心を揺さぶるものがあるようです。

地元の白鳥愛護会のお話によると、オオハクチョウはこの池にやってきて2年目、左の翼を損傷して飛ぶことができません。
コハクチョウはもう6年目で、その間ずっとこの池にとどまっているとのことです。
今は元気に見えるコハクチョウですが、発見当初は左の翼を怪我して飛べる状態ではなかったとか。

この2羽のハクチョウは、去年も新潟の暑い夏を仲良く乗り越えたそうです。
今年は6月から猛暑となり、例年以上に厳しい夏が予想されますが、無事に秋を迎えられると良いですね。

◆傷付いて北に帰らない白鳥 真夏の日本にいて大丈夫?  新潟放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/02cda9b49097606200310e742e43b26a21df6e8c


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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キビタキ 木陰で歌う美男子

2022年07月03日 | ヒタキの仲間 2021~

ピーリリリ ピッピュルリ ピッピポイピ ピッピポイピ♪ 
薄暗い林の中に キビタキの陽気な歌声が響きます。

キビタキ♂成鳥の喉元はオレンジ色にも見える濃い黄色です。
鮮やかな色彩ですが、森や林の中では意外と目立ちません。
オオルリは見通しの良い高い枝のてっぺんをソングポストにしますが、
キビタキは葉の繁った木の中やうっそうとした林でさえずることが多いです。







◆キビタキ さえずり - Narcissus Flycatcher - Wild Bird - 野鳥 動画図鑑
https://www.youtube.com/watch?v=oRiIBYWOlSo


こちら、キビタキのメスと思われます。
眉毛のように目の上が白くなっているのは年季を重ねたベテラン母さんなのでしょうか?


公園の駐車場の輪留めに止まったので あまりの近さにびっくり。
よく犬を連れた人が車で来園するので、犬の毛が抜け落ちているのかもしれません。
ふわふわした獣毛は巣作りの仕上げに最適ですね。これから二回目の子育てをするのかもしれません。


◆野鳥の鳴き声を楽しもう キビタキ  野鳥の会・埼玉
http://www.wbsj-saitama.org/yacho/koe/05.html


キビタキ(黄鶲) Narcissus Flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科キビタキ属


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


昨日、スーパーで買った箱入りの棒付きアイス、開けてビックリ!
明らかに小さくなっています。箱のイラストと大きさがぜんぜん違う~(;^ω^)
内容量の表示は6本入りなので、開封するまで気づきませんでした。
けっきょく、一度に2本食べないと満足できず。アイスは一瞬で消えてしまいました(笑)

このように 価格はそのまま据え置きで、こっそり容量を少し減らす
 「ステルス値上げ」とも呼ばれる実質値上げが相次いでいます。

SNSで見かけたステルス値上げをあげてみます。
小分け包装のお煎餅は6袋から→5袋に
ソーセージなどは短く細くなり スーパーのお弁当の上げ底が高くなり、
缶詰やカマンベールチーズなど円筒型の商品は直径が小さくなり
インスタントラーメン類は付属のスープが減って味が薄くなっています。
 ~ラーメン好きのウチの夫は味覇(ウェイパー)を買って足しています。

トイレットペーパーやビニールひもなどは、200mから→180mや150mと短くなって
箱入りティッシュも枚数は変わらなくても ティッシュそのものが小さくなった製品もあるそうです。


◆「言われなければ気づかない」……価格そのまま、量を減らす“ステルス値上げ”の本音は?  日テレ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e555bdf16953144ce9be731352813f2ef79ced80


庶民の暮らしは苦しくなる一方なのに「消費税の減税は考えていない」という岸田内閣。
「消費税を減税する」と公約している党や候補者に一票を投じたいです。
せめて食品やトイレットペーパー、洗剤などの日用品だけでも5%程度にならないでしょうか・・・

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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