野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
長岡でへぎ蕎麦を食べました
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。「へぎそば」は、小千谷市の業界団体によって商標登録されている。
「へぎ(片木)」と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付いた。「へぎ」は、剥ぎ板で作った四角い器であり、「剥ぎ」を語源とする。この器へは、蕎麦を小さな束にして盛りつけていく。
この「へぎ」に冷やしたそば3~4人前を一口程度に丸めて盛りつける(このことから「手振りそば」ともよばれる)。薬味には刻みネギと共にからしを用いるのが特徴で、ワサビも用いられる(元々魚沼地方ではワサビが採れる場所が無く、身近ではなかった為からしを用いたが、ワサビが広く流通するようになり、入手が容易になったため)。以上のような経緯から、十日町市や小千谷市のそば店では、薬味が「からし」のみ、「わさび」のみ、「両方から選択可能」というように店により異なっている点も特徴である。
布海苔を使用したへぎそばは、織物に使っていたふのりを誤ってそば粉に落としてしまったのが始まりとも言われるが定かではない。江戸時代後期にはふのりを使ったそばが存在したと言われる。ふのりは麻織物の糸を糊付けする際に使われていた。この地方では、江戸時代後期には各家庭でそば打ちの腕を競い合ったとの記述もあり、そのような風土の中で、今のふのりをつなぎとしたそばが誕生したとする説がある。本来は「へぎ」に盛り付けたものだけを指すのだが、布海苔つなぎの蕎麦であれば広義で「へぎそば」と表記する場合もある。
昨年の昨日のブログ
黒豆の初収穫
黒豆の種を5月12日にポットに種播いて6月3日に地植えしたのが、10月9日初収穫して、枝豆や豆ご飯を大変美味しく旬をあじわいました。
黒豆は丹波が有名ですが、滋賀県(安土町)にも黒豆が栽培されています。琵琶湖の東南部で高品質で、春から土作りが行われ、5月下旬に種を播き、毎日葉の状態を観察し、一番心配なのは台風で水の泡となるそうで(苦労豆とも呼ばれているとか)、近江の黒豆農家が一丸となって黒豆作りを心がけておられます。酒のあての枝豆や豆ご飯を食べたら忘れられない味だ。