東京で初雪が降った今日、JALの再建について波紋を投げかける日となった。
莫大な借金の背景には、複雑かつ傲慢で、必要不可欠な状況があった・・・。
私は、着陸の時に、JALは「ガタン!」として、ANAは「ストン!」といくので、
いつも昔から全日空ーANAを選択していた。
昔は、これでも毎週3回は地方に出向いていた時期が、何年もあったので、
航空便に搭乗する回数は、非常に多かった。
また、JALには、どことなく「わが社はJALなり~」という雰囲気が漂っていた。
当時、徳島便は JAL、 ANA、 JAS、と三社が乗り入れていたが・・・機内の
サービスは其々に違っていた。
小さく厳しい会社ほど、丁寧で優しい対応を、機内でもされたのを覚えている。
しかし、今は、故郷:徳島便は、日本航空-JALのみになってしまった。
それから日本航空を使うしかなくなったが、たった「30秒~1分」遅れただけで、
搭乗手続きも終わっているのに、入り口で搭乗拒否されたことがあってから、
「時代の移り変わり」というか、「デジタル主導の対応の厳しさ」に呆れ果て
JAL好感度はどんどん減っていって(高額料金の割りに対応が悪く、臨機応変な
サービスもできないので)、新幹線と高速バスを使うようになっていった。
航空業界の厳しい現状は、理解できるが・・・もっと早くから他社と手を組んで、
上手な経営体系が取れなかったものかと、ガラガラの機内を見て思っていた。
海外便などは三分の一ずつに、A社、B社、C社なんてこともあったから、自然と
どうして二時間ごとにガラガラ便を飛ばすのかが理解できなかったのだ。
いつも、「しがらみ」とか、「プライド」とか、「規制」とか・・・
メンドーなことが多いのが、ニッポン社会なんですよね、きっと。
なぜここまでなるのに、具体的な手を打てなかったのかが興味ある点である。
ニュースでは、現状と過去の対策しか報道されず、そこまでは想像できない。
今は・・・ただ・・・
私の友人・知人が、日本航空「株」で、大きな損害を被っていないことを願う。