「考える葦」

2010年02月06日 | 言葉 -
  
 
      人間は、一本の葦にすぎない。

      自然のうちで、最もひ弱い葦にすぎない。

      しかし、それは「考える葦」である。


                         <by パスカル >




高校時代、学校の部室の裏に川があり、その流域には葦が生い茂っていた。
枯れた葦は、まるで「生」を放棄したような色合いをしていたが・・・
それでも、存える生命力を持っていた。
風がふけば、しなりながら柔軟に風と共に揺れ動き、それがたくましく、そして美しく、
自然のありのままの姿を思い出す。
人間は、自然の静物から「学ぼうとすれば、学ぶことが多い」ようにも感じる。