「人生」という道

2010年10月18日 | 言葉 -


道はよいこともあり、悪いこともあり、
上りもあれば下りもあります。
安らかなことは、滅多にありません。
風はいつも後から吹くわけではない。
道で会うのが、すべて友人であるわけでもない。

今までにも名だたる困難に出会ったし、今後どんな目にあうのか、
分ったものではない。

けれども、要するに、
“善人は悩まねばならない”と昔から言われていることは、
本当だと悟りました。


              < by ジョン・バニヤン (聖職者・英文学者) >




人は、茨のような人生を歩むことを決心したときから、ある覚悟が必要になります。
自分の足で一歩一歩進むうちに、自然と感じたり、見えてくることもあります。
それが、素直に受け容れられたとき、自分の「人生」にも、少しばかりの光が、
さしてくるのかもしれません。
この身が抱える「己自身」を見極め、それを受容する「寛容さ」が備わってくるとき、
より美しく、新しい景色と、出会う可能性が高まってくるのかもしれません。

縛られている「不安」に囚われず、「現実と向き合うことの大切さ」と、そこから
得られた一つの教訓は、偽りのない“わが姿”を映し出していることも多いようです。
だから、そういう“ありのままの現実”と、「素直な気持ちで対峙する勇気」は、
常にもっていたい―と思っていますが・・・・
いつも、自分とピュアな気持ちで対峙できるわけでもないのが、現実でもあり・・・
そのジレンマは、限りなく、切ない真実でもあります。