トップリーダーとしての 「資質」

2012年12月14日 | 仕事 -
弊社代表と意見が合わないという解釈(現実)もありだが・・・
ウマがあわないというのが、一番、きっついことだと感じる。
常に、自分の立場からしか「物事を判断しない」 ので、
私個人としては、「企業の代表に非ず」 という見解が、もう・・・
数年以上、続いている。
            ※ 数年以上である・・・ということは、
              これだけ私は我慢しているということだ。



当然、当方個人からのプロジェクトの企画の持ち込みであったり、
大型代理店からの仕事の個人指定を頂いたりしていて、会社からの
恩恵というものを何ももらっていないし・・(私の場合)・・・
あるいは、指示もない状態の中で、私は たった一人で 全てを判断し、
大型プロジェクトを仕上げていく。
その中にも、企業メンバーとしてのフォローが 何にもない。
搾取するだけである。


昨今の経済事業だから、利益 (実行予算) を 重要視したいことは
充分に理解できる。
ただ、企業からのサポート、フォローが何もなく、私自身が古今奮闘し、
仕事を決めて、ただ会社の名前だけを借りているだけのフリーとしては、
「いい加減にしてほしい」と思うような発言があると・・・
私も 語気が強くなる。
正直、「いい加減にしてほしい」と思ったことに、僭越ながら反論すると、
代表の立場と意見は 豹変する。
※ 私は、「泣き寝入り」とか、「なし崩し」というのは、許さない!

その話し合いを、耳をそばだててきいている弊社メンバーにとっては、
興味深い話であったことだろう・・・。
耳がダンボになっていたのではないだろうか。


代表が一方的な意見だけを押し付けてくる理由は、大グループなので、
親会社からの締め付けがあるからだとは思う。 しかし・・・
現場の事情がわからないので、「説明書がほしい」 ということさえ
平気で言ってくる “おバカさ加減” には 笑える。 萎えるョ。
たよりない代表取締役である。
というよりも、私が切なくなるので、・・・かなりストレスがたまる。


私が一番大切に思う「信頼関係」というものが構築できないのが、
何より厳しい現実である。

 ※ ずっとお願いしている契約書も、作成をして頂けない。
   当方が用意して、捺印頂くという手法もあっただろうけれど、
   「つくります」と言われたら、当方も待つだけになる。
   しかし、現在も、まだ作ってもらえない。
   労働条件も、明確ではない状態で、企画も盗られるような・・・
   不透明な仕事観で、皆がやっている会社なのだ。
   呆れるしかない。


トップリーダーとしての資質に欠ける要素はいくつでも列挙できるが、
私がつきあわないようにするのが、私が健康的に生きるためには、
ベターな方法かもしれないと、つくづく感じる。

個々の信頼関係が持てないと、モチベーションにも影響する。
あまり良い環境ではないと感じてしまうからだ。
「こんな人だ」とは思っていたが、それが「まただ」と諦めるのが、
もう私には(疲れているからこそ)辟易するだけで受容ができない。
解決策を探そうと思う。

      ※ 実は、もう心の底では決めていたりして・・・(笑)。
         見えてしまうのだ。
         私が笑って仕事をするために必要な要素を優先すると・・・
         結果は自ずと見えてくる。

「任せる時」 に気をつけること

2012年12月14日 | 仕事 -
仕事の質や内容にもよるけれど・・・
任せる時は、教える必要のあるケースもあるので、
なかなか微妙ではあるけれど、やはり一番の出発点は、
任せられるメンバーを 「的確に選ぶ」 ということだと思う。


任せると決めたら、あとはほとんどが似たりよったりだ。
自分と相手とのゴールをイメージングして、常に共有を
はかるということが大切な要素だ。
この最初のイメージングが共有できていない時に、時々、
とんでもない途中経過を見せられたり、手のつけられない
どうしようもない状況に陥ったりする。

さらに、自分が かなり敏感でなければ・・・
プロジェクトの “稼働過程” の状態が察知できないので、
コミュニケーションを重ねていくことが大切である。
勘違い・思い違い・独りよがり・・・これまで、そういう
面倒なケースを、私自身は 多々 体験している。


とにかく、壁にぶつかったら、可能な限り 相手を否定せず、
とことん話し合うこと。
相手の状況について、あるいは抱えている背景について、
何度も話し合うべきである。
決して曖昧にしたり、放置してはいけないと思う。


最初に行った “ゴールイメージ” がずれていたり、あるいは、
途中でずれたりもすると、そういう場合は、必ずというぐらい、
最終的についてくる「結果」 にも、「ずれ」 が出てくる!
だから、お互いの信頼関係も大切だけれど、「ゴール」へ向かう
モチベーション維持のためにも、徹底的に話し合うべきだ。



私は、「自分がやった方が簡単だ」というような場合が多い。
しかし、それであれば、自分が学んだスキルが、部下の人に
伝わっていかない・・・。
「こうしなさい」と指示するだけだとしたら、相手は仕事に対する
前向きさが萎えていくので、優秀な人ほど可能性を削ってしまう・・・。
やはり、自発性をくすぐり、「やる気」を起こさせるのが大切!


また、途中でも、最後でも同じことだが・・・
かかわったプロジェクトに対する「共有感」を共にするというのも
重要なことだと思っている。
それは、私の場合は、相手に対する「印象」・「分析」などを
自分の感想として伝えてあげて(決して相手を否定しないで)・・・
最後には「評価」に近い感想をも、必ず伝えてあげるということだ。



以前、途中経過を見に行ったら、相手が不在だったので、私は帰ったが、
「このままで方向性は大丈夫だから、最後まで気を抜かずに!OKだよ」
というような内容で、(まるで殴り書きのように)A4一枚の手紙にして
プロジェクトルームの彼のデスクに 置いて帰った。
すると、それから、ニヶ月間、自分のデスクに、その手紙を貼って、
その人は 仕事に向かっていた。
私は、大きな文字で、たくさん書いたので、ただ恥ずかしくて・・・
他の人も見るわけなので、本当に恥ずかしくて・・・
でも、「やめて」と言えなくて、最後にそのことを訊いてみたら、
「辛くなったら、この手紙を読みなおして頑張ろうと思った。助かりました」と
言われて、かえって私が驚いたのだった。

誰でも、褒められると嬉しいものだと思うけれど・・・それが、
本当に、心からの言葉か、そうでないか、ぐらいの判断はできるという
そういうことなのだと思う。

任せた限りは、しっかりと評価してあげる・・・というのも、実は、
大切なことなのかもしれないと、私が教えられたことだった。



「評価を伝える」というのは、相手を成長させる要因になるので、
仕事上、有効的に使える大切な手段だと思う。
しかし、いつ、どのようにして、・・・あるいは・・・どういう表現で
伝えてあげるのか・・・、これも、キモだったりするかもしれない。

相手の性格を見抜いて、想像して、的確な時期に、接触するということ!
それも、深い洞察力を踏まえて、伝えてあげること!

   


任せると決めたら、見守ることが大切で、評価もしてあげるのが重要で、
それについて悩むことが「自分の成長にも影響される」のだと思う。

完璧な(&満足する)仕事のやり方は、人それぞれ・・・。
皆が見つければよいのだと思うけれど、私の場合は・・・こうなのだ と
思ったので、忘れないように、ここに記しておく。