「信頼できる人」かどうかを、見極めるのは難しい。
短絡的で、かなり安易な方法ではあるが・・・
一言でいえば、自分が「この人を信頼する」と決めてしまえば良いわけで、
何の確証もなくても直感だけで好きになり、心から信頼することは出来る。
その自分の心の想いが、じわじわと相手へと伝わり、自分の行動を変え、
すべてが “うまくいく” こともある。
長年の付き合いの幼友達などは、「ただ一緒にいる」という関係の中から
一つ一つ相手の長所や短所を見つけたり、感じたり、触れたりしながら、
より深い親交と共に “気持ちの積み重ね” をしていくものである。
完璧な人は、いない。
ただ、人は性分として、相手に対して自然と“期待してしまう”ことがある。
その期待は、声にすることのない「心の中の期待」であるが・・・・
ケース・バイ・ケースで、大きな比重を占めることがある。
また、その期待の種類によっては、大変重要なポイントだったりもする。
最初から、誰もが皆、何も期待しなければ、何ら問題のないことなのだが・・・。
しかし・・・
相手との相性や、カンパニー(仲間)やソサエティ(地域)の活動などでの
良し悪しや効能は、この“声無き期待”を察知して、応えあうことによって、
相手からのさらなる喜びを引き出し、大きな結果を手にすることができる。
「相手の期待を察知する能力」と、それを「確実に実践する行動力」によって、
最終的には、確固たる「信頼」を手にすることができるのだ。
実際は、中身のある対話を繰り返し、お互いの距離を少しずつ近づけていき、
コンセンサスをとることも忘れてはならない・・・。
その小さな交流の積み重ねと、忌憚のない気持ちの伝達が・・・
本当の意味での「仲間」を作り上げていくのだろう。