頑固爺の言いたい放題

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日本式ハロウィン

2018-11-01 17:25:36 | メモ帳

TVの映像で渋谷のハロウィンの様子を見て、アメリカとは大違いだと呆れた。

私が住んでいたLA郊外では、仮装した子どもたちのグループが「Trick or Treat」 と叫びながら、菓子類をもらいに家々を巡るのが慣習となっている。拙宅でも、そんな子どもたちを手ブラで帰すことがないように、ハロウィンの日は袋入り菓子類をあらかじめ用意したものである。

また、玄関と道路の間の芝生にお化け小屋をこしらえて、面白半分に入ってくる人たちを怖がらせたり、芝生に棺桶を置いてその中に入り、通行人が近づくと、突然立ち上がって脅かしたり・・・。

要するに、アメリカではハロウィンは子どもが主役の、素朴なイベントなのである。それに比べて、渋谷のハロウィンは若者の乱痴気騒ぎの場と化した。痴漢やらスリが横行し、暴力行為もあったようだ。本家のアメリカとは大違いである。

日本には日本式ハロウィンがあってもいい。しかし、渋谷駅周辺は人が集まりすぎ、弊害が大きいので、扮装を禁止したらどうか。全面禁止だと、表現の自由の侵害などの法的問題が発生するので、時間的規制を設けたらどうか。例えば、仮装した人(定義が難しいが)は夕方6時以降12時までは、渋谷駅周辺300メートル圏内に立ち入り禁止とするとか。つまり、実質的禁止である。

ちなみに、私が住む湯河原町ではハロウィンの晩に有志が体育館に集まって、仮装大会を開催している。私はその現場を見ていないが、今年が初めてではないから、それなりに成功しているのだろう。

関係者(警察と商店経営者)は、来年以降、乱痴気騒ぎが繰り返されぬよう知恵を絞るべきである。

 

 



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