近所のカフェのマダムの案内で、老妻ともども真鶴のオーベルジュ「碧い海」にランチに行ってきた。
毎朝のウォーキングの際、湯河原の海岸遊歩道から真鶴方面を眺めては、“半島の先端に近い森の中にポツンとある、あの二つの建物は何だろう? さぞ眺めがいいだろうな”と思っていた場所が、まさにオーベルジュ「碧い海」だった。2棟ある建物の一つは宿泊施設である。
「蒼い海」店内から湯河原方面を望む
湯河原方面から左に視線を移すと、熱海市街から伊東、初島・大島などが遠望でき、眼下では波が岩に当たって白く砕け散る。ここから眺める熱海や湯河原の花火は、街の夜景とあいまって、さぞロマンチックなことだろう。
写真では海の色が青いが、肉眼だとライトグリーンに見える。ハワイの海で見た色だ。「眺望絶佳」とは、こういう景色のためにある形容詞であろう。
注文したハンバーグステーキは一見なんの変哲もないが、口に含むとコクがあり、じわっと牛肉の旨味を感じる。赤ワインとの相性もいい。だが、ハンバーグステーキは写真にすると、地味すぎる。もっと写真映えする料理を注文すべきだったと後悔する(笑)。
生ハムサラダ
ハンバーグステーキとガーリック・ブレッド
オーベルジュと名乗るだけあって、シェフの腕前は一流とみた。「碧い海」は“また来たい”と思わせる店である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます