自宅のPC机に鎮座まします東通工のラジカセ。先日カセットテープを再生している最中に突然の停止。再生、早送りなど一切の操作が無反応となる。原因はベルト切れだろうとしばらく放置。次の秋葉遠征時にベルト購入するためにサイズを測ろうと本体を分解。案の定、モーターからの駆動を伝えるメインベルトが切れていた。ベルトは破断箇所以外にもあちこちに亀裂を見つける。CF-1980はこのメインベルトの他に早送り用に1本、カウンター駆動で1本の計3本が使われている。ベルトを採寸していてあることを思い出す。以前、帰省時に父から修理用ベルトを貰っていたのだ。引き出しを捜せば綺麗に分類された補修用ベルト一式が出てくる。有難や。念のため新品ベルトはアーマオールを潜らせ乾拭きしておく。カウンター駆動用ベルトの交換は面倒なので、今回はテープドライブ用の2本を交換して修理完了。分解ついでに各部を清掃し磨きこむ。このラジカセはいい音するんだわ。因みにラジカセ修理では金属ドライバーをヘッドに決して近づけないこと。良い子のお約束なのだ。
SONY STUDIO CF-1980 II
メインベルト:270mm
サブベルト:170mm
SONY STUDIO CF-1980 II
メインベルト:270mm
サブベルト:170mm