Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

天使のたまご

2022年08月15日 | 食品、飲み物
ギョギョギョエテかシルレルか、大きいわ大物よ!


先日の簡易ホールソーの活用報告。この自作工具で穴あけしたものはダチョウの卵。ダチョウ牧場を見学した流れでダチョウの卵を妻への誕生日プレゼントにしたのだった。この卵は見学した牧場のものではなくネット通販で入手。お値段は5千円ほど。届いた卵は底部分を慎重に丸く削りこんでいった。殻の厚みは約2mm。自作工具とタミヤのカッターノコでザクザクと殻に溝をつけていく。殻はかなり固く素焼きタイルを削るような作業が続く。小一時間ほど格闘し円形に殻を切り開くことができた。後から思えばルーターの丸鋸刃で切開しても良かったかも。


丸くカットできた


問題はここから。殻から取り出した卵の中身を電子秤で計量してみた。重量は約1kg。このうち半分の500gでプリンを作る。砂糖を溶かしてカラメルを先に作りバターを塗ったカップ容器に流しこむ。卵は泡立て器で溶きほぐし温めた牛乳1立、バニラエッセンス、砂糖と混ぜ合わせて裏濾し。カップ容器にプリン液を取り分けて予熱の済んだオーブンへ、カップを並べたトレイにはお湯を張っておく。オーブンに入りきらなかった分は、湯を張ったフライパンに入れて蓋をして蒸す。オーブンで蒸している間に残りの卵でプレーンオムレツを焼く。スクランブルエッグの要領でフライパンに流し込んで菜箸で攪拌。半熟に固まってきたところで外側から包み込み完成。果たして味は鶏卵と同じながらも風味は濃厚。手間はかかったけれどいろいろと楽しめた。


オーブンのなかはプリンまるけ


残った卵の殻は内側の薄膜を取り除き洗って乾燥。切り開いた部分は元の状態に復元しようと思う。接合部はパテか石膏で埋めてアイボリーに着色。あとのイラスト描きは妻に託すとしよう。

追伸:プリンも冷えるのを待ちきれず味見。生クリームのような濃厚な風味でしっかりとした食感。苦労した甲斐があった。

天使のたまご

プリンの作り方



コメント
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