![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c9/0b49f0fd8b2d0e7c23fb1e99de8e28ab.jpg)
部屋でごぞごぞと部品を探していてデジカメを見つける。デジカメデビューした初号機のリコーDC-2L。1996年の誕生日に妻からプレゼントされたもの。ちょっと遊び心で通電しようとしたのが運の尽き。メモリーカード(12MB)を抜き出そうとしてエジェクトレバーが内部でジャムる。カードが内部で固着していたようだ。仕方なく分解作業に突入。10分ほどでメモリーカードの抜き出しとレバー修理を終える。DCプラグから6Vを給電すると無事に起動。動画、静止画の撮影と再生、レンズユニットの望遠と広角切り替え動作を確認。撮影画像をPCに転送すっかと思い手が止まる。今の環境ではPCMCIAカードが読み出せなかった。本体側が特殊形状のUSB専用ケーブルも探せばあると思うが直ぐには出てこず。まあ今更41万画素の画像を観ても始まらないか。このデジカメは電車でGO!の取材撮影やエジプト、トルコ旅行で大活躍してくれた。電池をバカ喰いするので単一電池の外部電池ホルダーを作ったこともある。また、新品電池を入れてもエンプティー表示が出ることがあり海老名のRICOH開発の方から逆起電流についてダイオードを仕組むアドバイスをいただいたこともあった。色々あってこのカメラだけは捨てられないでいる。
リコーDC-2Lでデジカメを始めた菊池です。
DC-2Lのメンテをしたいと思ってあなたのブログへたどり着きました。
外側の見えているネジを全部外したのですが、ブログの写真にある様にケースを開けられません。
ケースの開け方など、初歩的な部分を教えてもえらえませんか。
よろしくお願いします。
はじめまして。
私のDC-2Lですが仕舞い込んでおりまして現物は直ぐに取り出せません。隠しビスもなく分解はそれほど苦労した記憶はなかったです。底面にあるビスも全て外して、外部モニターも外す。あとは電池室の内部にビスはなかったでしょうか。メモリースロットの蓋の内部などもご確認ください。自分の画像を観ながら思い出しているのですが望遠、広角の切り替えレバー前にビスが1本あるようにも見えます。それから各所のビスの長さはまちまちです。緩めたビスは元の位置に締め戻してください。分解よりも組み戻し時に撮影・再生切り替えスライドレバー(動きが悪い)とレンズバリアーの連動部の勘合が少し面倒だったと記憶しております。内部はストロボ用の電解コンデンサーも搭載されていますので感電にはご注意ください。
菊池です。返信ありがとうございます。
ビンゴです。
ゴムをめくって望遠、広角の切り替えレバー前のビスを発見しました。それを外したら上部カバーが開きました。
隠しビスはこれ一本でした。
各ビスは長さと場所を記録しながら小分けになったケースに分別してあります。また、組み戻し時の注意点も参考にこれから作業を進めたいと思います。
写真をよく見ると隠しビスがわかりました。本当にありがとうございました。
結果のご報告を有難うございました。
無事、分解なったとのこと良かったです。
不具合が修理改善されること願っております。
菊池です。おはようございます。
上部カバーは開けることができましたが、下部を開けるのに難儀しています。レンズバリアーが引っかかってしまいました。
下部にはビス4本でなく、ひょっとしてシリアルNo.のシールにある丸い形は隠しビスでしょうか。
あと少し教えてくださいませんか。よろしくお願いします。
いま出先で詳細はわかりませんがDC4では
シリアルの下にビスのようです。
その可能性は高いですね。
https://i1.wp.com/www.sara-net.jp/wp-content/uploads/2009/05/016P2020207s.jpg
薄くベンジンを浸透させそっとシールをめくって
みるなどご検討ください。
菊池です。こんばんは。
お忙しいところわざわざ返信いただいてありがとうございます。
残念ながらDC-2Lのシール下の丸い型は凹んでいますがビスではありませんでした。
真ん中よりカード出し入れ口に近い方が固定されている様な気がします。が、定かではありません。
スイッチも引っかかって撮影側へ動かなくなりました。
なんとか戻そうと思いますのでよろしくお願いします。
私も海外サイトで画像やサービスマニュアルをあたりましたが古い機種ゆえヒットしませんでした。確認までに修理の発端となりました不具合はどのようなものだったのでしょうか。無暗に全分解するより原因を特定し対応するほうが賢明かとも思われます。外装側にビスがないということは内部から基板や光学系が固定されているのかも知れませんね。私は菊池さんのご経験やスキルを存じ上げませんので、フレキシブルを降ろして半田作業までをご指示することはできません。基板裏はPCM-CIAカードエジェクトの連動ピンとレンズシャッターのリンク機構が組み込まれています。比較的単純な連動でした。レンズシャッターの状態(開・閉)と切り替えスライドスイッチの整合性のある位置で勘合部を組み合わせるようにすれば良かったと記憶しています。これ以上の分解はせずに外れたリンクを戻して先ずは組み戻したほうがよいのかもしれません。お力になれず申し訳ございません。
菊池です。こんばんは。
次から次へと教えてくれと、大変失礼しました。
最初は電池室のカバーを外して液漏れによる端子の錆を取りたかったのです。それで上下カバーを外そうと考えました。
仰っている「撮影・再生切り替えスライドレバーとレンズバリアーの勘合部」を元に戻したいので基板裏を露出させたいのです。
それ以上分解するつもりはありません。
どうぞよろしくお願いします。
スライドレバーですが下カバーを外さなくとも接合部のリンクは戻せます(少し持ち上げるようにして)。外れた際も下カバーは付いたままでしたので同じく戻せます。レバーの内側ピンとレンズシャッター内部リンクの勘合受けの位置関係の確認。カメラの分解の基本ですが先ずは穴のあくほど観察。リンク機構の動きの理解からです。レバーが動かなくなったのは勘合部が外れ連動を越えてしまったことによるものです。勘合受けの可動領域を超えてレバーピンがそれを押す格好になり動かなくなっています。