久しぶりのレンズ精進。smc PENTAX-A 1:2 50mm 準パンケーキの薄型レンズ。ちょっと調べるとこのレンズには多くのバリエーションが存在するらしい。今回購入できたものは日本製で絞りリングが金属製のファーストロット。一番コストがかかったバージョンだった。PENTAXはAF機に移行した80年代後半から開発を急ぐあまりかデザイン面で破綻がはじまる。端正で緻密なフォルムは影をひそめ妙にSFチックな暑苦しいデザインに落ちぶれた。直線的でカクカクの面構成となり玩具チックになったり3次局面の厚ぼったいプラボディー丸出しになったり。この時期にPENTAXへの興味が急速に薄れニコンに鞍替えをした。以降、MZ-3まで旭ブランクは続くことになる。翻っていまでもMシリーズ、Aシリーズのボディーやレンズデザインには惹かれる。早速レンズをK-5IIに装着してみる。フードはタクマー時代の広角用金属角。すっきりとしたフォルムは写真を撮らずとも眺めているだけで楽しい。
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