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100均LEDライトの改造

2022年07月04日 | 修理・工作・技術
100均で売られているLEDライトに単四乾電池3本で駆動するものがある。このバッテリーを18650リチウムイオン電池に交換して使えるとの情報をネットで拾う。早速LEDライトを購入して電池を入れ替えてみた。確かに点灯はすれど砲弾型LED9発ながら満足な明るさではなかった。そこで中華サイトから10W、φ20mmの高輝度LED基板を仕入れる。簡単にLED基板換装できるかと思っていたが、高輝度LED基板は電源端子がLEDマウント側に設定されていた。基板裏側は放熱用ヒートシンクが全面を覆う。仕方なく元の100円ライト側のLED基板から砲弾LEDをすべて降ろしてバッテリー端子用に改造。高輝度LED基板と元基板をリード線で繋げる。高輝度基板の電源端子は何故かハンダのノリがすこぶる悪かった。ヤニをつけても表面を軽く削ってみてもまったくハンダを受け付けない。苦労してなんとかハンダをのせてテスターで導通をあたり急ぎエポキシで固めてしまう。余計な他の端子も全てエポキシで絶縁。ついでにプラパーツに銀メッキのリフレクターはLEDが干渉しないようにセンター穴を8mmのドリルで拡大する。


思っていたよりやることが多い


通電してみるとすこぶる明るい。しかし本来のライトの形に組み上げると期待していたほどの明るさは得られず。この原因はレンズにあった。100均ライトはフラットなペラペラのクリアプラ板で集光力は全く無し。何か良い凸レンズはないかとデスクを見渡して傷見に目がとまる。偶然にもLEDライトと同じφ25mmのレンズ。これ幸いとレンズを失敬して移植。点灯してみると集光も明るさも十分。これにて100均ライトの高輝度改造は完了。


傷見から凸レンズを移植


このライトの使い道は自転車と決めていた。非視認性も高く路面状況を知るにも明るさ十分。比較的軽量の78g。何より外観は100均ライトでチープゆえに盗難の心配もない。いまの季節は日も長いので出番は少し先になりそう。


真っ暗なベランダで点灯実験

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