黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

割れた狛犬・小此木菅原神社

2020-11-07 15:25:55 | 群馬県・中毛

ひめちゃんと獅子丸は、岩神沼に到着です。

沼には、2羽のカモさんです。

すぐ上の高縄の摩崖仏にも寄ります。

彼岸花の葉が大分伸びました。

来年のためにエネルギーをためてるのですね

ひめちゃんも、参拝です。

ママが元気になりますように

あれ、今朝は馬頭観音の樹上の馬が見えます

庚申塔の日と月も見えます

裏にも文字があります。

「弘化三年(1848)丙午 長沢定吉」と読めます。

 

 

 

境中島の飯福神社のあと、武士橋で広瀬川を渡ります。

まもなく、赤い目立つ神社があります。

社額は天満宮です。

村社菅原神社と右にあります。

由緒があります。

由緒はちょっとわかりにくいです。

勝手に解釈させてもらうと、「鎌倉時代に小此木彦次郎盛光が天満宮を祀る。その後戦国時代に、境城主・小此木左衛門尉長光が再興した。」ということのようです。

境城主・小此木左衛門尉長光とあります。

小此木さんが境城主だったのですね

そしてここは境小此木、名字の地なのですね

実は実家の祖母は小此木の人でした。

祖母は生まれる前に亡くなっていたので、なんの記憶もありませんけど、なんとなく懐かしい

 

とにかく、元気な赤い社殿です。

鬼瓦は、やっぱり梅ですね

 

裏に回ります。

石造物があります。

おや、こんな狛犬が

割れている

こんなに風化して割れた狛犬、見たことありません

狛犬って、こんなに風化して割れるものなんですね

往時は、太い足腰と厚い胸の頼もしい狛犬だったことでしょう。

 

社殿の前で、現在の狛犬を確認です。

現在の社殿と狛犬は、とても雰囲気が似ています。

でも、裏に置かれた崩れかけた狛犬も、長い年月を飲み込んでいて、忘れがたい存在です

この世で会えなかった祖母が見たかもしれない狛犬、不思議な懐かしさを感じる狛犬でした

コメント
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