黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

『念仏往生伝』細井尼の面影を求めて(細井神社)

2020-11-29 19:49:33 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北にでます。

寒いねえ

あれ、赤城山の小沼の辺りが白くなってます

こんなにはっきり白いのは、今期初です。

もう冬ですね

獅子丸は道ばたにアブラナを見付けて、かじってます。

ひめちゃんも、お相伴です。

岩神沼に到着寸前、獅子丸は猫を発見

おかあさんはハンターに変身させてくれませんでした

不満じゃ

沼には数羽のカモがいました。

大多数が飛び立って行きましたけど、残ったかわいいカモさんです

 

 

 

行仙上人著といわれる『念仏往生伝』第47章は、同国細井尼の往生譚です。


彼所有新平入道者。是妹尼也。天性有道心。盛年之比。辞夫手依付兄入道。渡於世間。老後天下同多病死之人。此尼既受病及危急。挙二手欲受取物之体也。看病問故。答云。蓮花雨下。其体微妙。異人間花。仍所欲受取也云々。其後無言。受花之手。尚又如前。仍人々称往生人。文応元年<庚申> 夏比也。

同国は、第46章の上野国大胡小四郎秀村と同じ上野国です。

上野国の細井に居た尼さんと思われます。

彼女が往生した文応元年は、西暦1260年、日蓮が「立正安国論」を幕府に提出した年です。

 

地図を眺めると、大胡の向こう、上泉の向こうに、上細井と下細井が有ります

このあたりは、旧勢多郡南橘村(みなみたちばなむら)です。

上細井には、細井神社があります

 

細井尼の面影を求めて、細井神社に行ってきました

 

大胡から県道3号線で西に行き、上泉町で右折、県道76号線をひたすら西に進みます。

上細井の信号を右折します。

ゴツゴツした榛名山が迫ってます。

 

少しいくと、細井神社⇒の表示です。

ほどなく到着です。

境内というか、隣の上細井公民館の前に駐車です。

ここは、かつては赤城神社で、明治の時に細井神社と改称したそうです。

 

鳥居から参拝です。

 

大きくみごとに口を開いた狛犬です。

ちょうど秋真っ盛りのころだったかな

 

こちらはしっかり口を閉じています。

両方ともかなりの獅子鼻かな

 

2礼2拍1礼で参拝です。

おや、賽銭箱に何か張ってあります。

御朱印です。

「御朱印は、広瀬町の飯玉神社で」とあります。

機会があったら、そのうちに伺いましょう

 

社殿の周りを歩いて見ましょう。

クラシックな灯籠です。

境内社がいくつもあります。

御神木?

どれだろう?

切り倒されちゃったのかな?

 

本殿です

覆屋もこのくらいだといいですね

あんまり厳重に覆われてしまうと、神様も息苦しいことでしょう。

そんなに古くないかな?

 

神輿が収納されています。

 

隣の上細井公民館にも御朱印が張ってあります。

上細井の細井神社を参拝して、ちょっとだけ細井尼と同じ空気を吸えたかな

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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