ひめちゃんは、小次郎パパと諏訪神社の向こうへ行こうとしました。
あれえ、怖い
向こうから、黄色い帽子の集団がやって来たのです。
寒くなってお散歩時間が少し遅くなったので、遭遇確率が上がったようです
急遽、天神田(字天神の田んぼ)の方に避難です。
パパの後ろには、ワラロールです。
牛さんたちの冬のご飯です
今では、サイロを必要としません。
ワラロールが出現した最初の日は、ひめちゃんは「不審物じゃあ」と吠えました。
まもなく反応しなくなりました。
もう大丈夫かな?
ちょっと心配
ひめちゃんは、本当に子供が苦手です
今日だけのワラロールの世界です。
少し南に下ると、こちらは、これからワラロールになるようです。
飼料用米の表示があります。
何か交付金が出るようです。
榛名山が見えます
もう大丈夫、ひめちゃんも落ち着きました
天神田から、都合でケンくんちにのそばを通りました。
ケンくん、ひめちゃんに気づいて、出てきてくれました
ごめんね
パパが一緒です。
パパは年甲斐もなく、ケンくんに猛烈にライバル意識を持ってます。
ひめちゃんも、まだ恋の季節ではないのでしょう。
見つめ合って、別れました
11月5日、例幣使街道の右赤城の謎が解けて、忠治茶屋で焼きまんじゅうを買って帰ります。
忠治茶屋の少し東に、広瀬川を渡って北に行く道があります。
境町の武士橋ではなく、豊東橋で広瀬川を渡ります。
橋のたもとから赤城山がよく見えます
橋を渡りきって間もなく、神社が出現します。
駐車場の脇には、何本もの蜜柑(みかん)の木があります
こんなに蜜柑の木がある神社は初めてです
正面の鳥居の方から参拝です
村社勝山神社とあります。
ここは伊勢崎市境保泉(ほずみ)町です。
二の鳥居の額は、勝山大明神です。
銅の鳥居かな?
とにかく、拝殿で参拝です。
うわあ、龍がいます
生き生きとした、今にも躍り出てきそうな龍です
ちょっと中の方も失礼します。
わあ、天井絵です
後で検索すると、島村の金井烏洲(かないうじゅう)の作品だということです。
隙間からカメラにやっと映ってくれた絵なので、全体はわかりませんけど、鳥の絵が多いような気がします
金井烏洲は、前小屋天神で行われた書画会で、渡辺崋山と会いましたね。
拝殿の右にも、龍がいます
中を失礼します。
何様かわかりません。
社殿の後ろです。
天手長男神社って?
うーん、何様かな?
拝殿の左側にも、龍です
本殿は、まったくうかがえません
龍の隣に、不思議なものがあります。
江戸時代後期の名工・弥勒寺音次郎が嘉永五年に収めたと伝えられている。
木で組み立てられた灯籠なのですね
みやま文庫『佐波伊勢崎史帖』に、
常陸笠間笠間稲荷神社は、彫刻の妙をもって国指定重要文化財になっている。それはあまりに本殿に施された彫刻が美しいからであるが、その彫刻をしたのが弥勒寺音八である。名を幸孝といい、音八と称し、南松軒梅雪と号した。父音二郎は宮大工としていくつものりっぱな仕事をやって有名であり、また彫刻の名手でもあった。
父の音次郞さんも、彫刻の名手だったんですね。
龍はみんな、音次郞作かな?
現在の灯籠は、石です。
鳥居の傍らに、古い灯籠が並んでいます。
木組みの灯籠が乗りそうなのもあります。
古い灯籠の向こうに、蜜柑がたくさんなってます
何本もの木に、たわわに実ってました
もしかしたら正月の初詣で参拝者に振る舞うのかもしれませんね