雨です
涙雨です
昨日、ひめちゃんたちのおねーちゃん、ののこが逝きました。
13才と8ヶ月でした。
長い間煩っていました
ののこねーちゃんは、2007年の秋に生まれました。
小次郎パパと七海ママの最初の子どもでした。
ミニドッグランでよく遊びました。
よく遊んでよく眠りました。
ボール遊びも大好きでした。
ひめちゃんのようにすぐ解体新書しないで、ボール遊びを楽しみました。
時には、ママと真剣にバトルしました。
ボールが大好きだったのです。
初めてパパになった小次郎とも、ミニドッグランでよく遊びました
この歳の冬は、雪の多い冬だったようです。
雪の朝も、ママとミニドッグランで遊びました
キャベツも大好きでした。
パパとも仲良く、お昼寝もしました。
ちょっと神経質で、アレルギー持ちだけど、元気に成長していました
春が過ぎて、夏にタバサきょうだいが生まれます。
おねーちゃんになったののこは、黒柴の先住犬・三四郎&サマンサの養女分になって、よく3名で行動するようになりました。
サマンサおばちゃんも、我が子のように可愛がりました
ののこが5才の冬(2012年)、ひめちゃん&獅子丸のきょうだいが生まれます。
この頃、ののこに異常が現れました
歯茎が垂れ下がっているのです。
動物病院に駆けつけて、垂れ下がった歯茎を切除する手術となりました。
2~3年ごとに、同じ症状が現れました
その都度、手術で除去してもらいました。
一昨年の秋、また歯茎が大きくなりました
もう一回手術すれば、天寿を全うできるかな?
動物病院に駆け込むと、「今回は手術できません。歯茎が歯にくっついて大きくなってます。痛み止めの注射以外に、方法はありません。」
いわば死刑宣告のようなものでした
口のおできは、だんだん大きくなります
体のあちこちにも、腫瘍が出来ていくようです
でも、ののこは生きました
数ヶ月前まで、近所へのお散歩は出来ました。
ここ2ヶ月ほどは、門の外に出たがらない様になりました。
排泄も我慢が出来ず、お部屋(サークル)を汚すことが度々となりました
「ののちゃん、ミニドッグランで生活しよう。」
ののこは、ミニドッグランで生活するようになりました。
ハウスはみんなが見える入り口に、ご飯とお水は中央のガゼボに、用意しました。
気の向くままに、穏やかに生活していたようです。
でも、食欲旺盛で、みんなにご飯を配り始めると、ミニドッグランの入り口で待ってました
ところが、一昨日ご飯を残しました
そんなことは初めてです。
昨日の朝ご飯も食べません
そろそろかな、そんな予感はしてました。
夕方、ののこはガゼボの入り口で眠ってます。
今までも、度々しっかり眠ってることがありました。
「ののちゃん、ご飯だよ」
「ののちゃん、ご飯だよ」
ののこは目を開けません。
まさか
ののこは息をしていませんでした。
穏やかな死顔でした
雨が上がって気持ちのいいお天気に眠りに落ちて、そのまま目が覚めなかったようです。
苦しまずに、虹の橋を渡れたようです
「つひにゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」
そんな古歌が口を突いてきます。
そろそろかなと思ったけれど、まさかこんな早く逝ってしまうとは思いませんでした
あふれる涙が止まりません
夕方だったので、埋葬は明日にしよう。
でも、自然の食物連鎖は過酷です
朝見ると、ののこの残したご飯は何者かに食べられ、ののこを包んだバスタオルも剥がされています
何時までもここに置いておくわけにはいきません。
先ほど雨が止みました。
急いで、三四郎&サマンサの間に埋葬です。
近いうちに、三四郎地蔵、ののこ地蔵、サマンサ地蔵、仲良く立ち並ぶ予定です。
「ののちゃん、頑張ったね。また、逢いましょう」
合掌