黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

黒滝山不動寺より先に開山・真福山宝林寺

2021-07-30 20:16:09 | 黄檗宗のお寺を訪ねて

夕方、ひめちゃんは小次郎パパとお散歩です。

ひめちゃんが、どうしてもケンくんちに行くんだと譲りません

パパは、そこらにつながれてもらいます。

いい子で待っててね

ケンくん、いるかな?

ケンくんは、エアコンのお部屋です

ひめちゃん、お久しぶり

でも、ハイタッチ出来ないね。

ひめちゃん、もう行っちゃうのかい

バイバイ、またね

今度は、お外で会いたいわ

 

あぜ道を、南に下ります。

草むしりをしているおばさんがいます。

「こんにちは

「こんにちは、その子は足が悪そうだね。」

「はい、もう15才なので

「そうかい、うちのは去年19才で死んだよ。大往生さね

「そうだったんですか ダイナちゃん、そんなに長生き出来たんですか 大往生ですね

 

ダイナちゃんは、大間々のダイナムに捨てられていたんだそうです。

我が家の黒柴第一世代、三四郎&サマンサとよく遊びました。

いい家族に巡り会って、長生き出来たんだね。

コジ君もガンバだよ

 

 

 

 

7月19日、邑楽町にある細谷右馬助の史跡を確認した後、もう一ヶ所寄りましょう。

近くに、黄檗宗のお寺があります。

 

宝林寺(邑楽郡千代田町)です。

ここらへんの自治体は平成の大合併の時に、無理な合併などしなかったようです。

 

ほどなく、宝林寺に到着です

広い駐車場です。

山門前に、目立つ石造物です。

 

一番左は、大きな大きなお地蔵様です

邑楽郡新福寺村の文字が見えます。

真福山宝林寺の文字も見えます。

 

なんともいかつい青面金剛です

踏みつけている邪鬼が大きくリアル

2鶏もかなりリアル

邪鬼のお尻&鶏の大きな尾、目立ちます

 

 

さて、山門をくぐって参拝です。

山号は真福山です。

新福寺村の真福山宝林寺です。

 

 

山門をくぐると、左手には水子地蔵です。

かわいいお地蔵様もいっぱいです。

合掌

 

 

右手には、鐘楼堂です。

この鐘は、国の重要美術品とされた名鐘で、館林城主徳川綱吉が、当時、宝林寺に来住の潮音禅師を迎えて創建した廣済寺に、寛文十年(1670)家老の黒田信濃守が寄進したもので、潮音の師木菴によって銘が刻まれている。

綱吉が五代将軍となった後の天和三年(1683)館林は廃城、廣済寺も取りこわしとなり、本尊、什宝等この寺に移された。

 

あの黒瀧山不動寺を中興開山した、潮音禅師ゆかりのお寺だったのです

潮音禅師は、廣済寺の取りこわしの後、南牧の黒滝山に隠棲、黒瀧山不動寺を開いたのです

 

 

本堂に参拝です。

合掌

残念ながらご本尊の姿は拝めません

葵のご紋が目立ちます。

 

 

さて、庫裏で御朱印を頂きましょう。

残念ながら、お留守のようです

 

 

もう一度、あの梵鐘にご挨拶です。

潮音禅師と共に、上州に黄檗宗の鐘のならしたのです。

お疲れ様でした

 

 

折を見て、宝林寺のHPと冊子「黒滝開山・潮音道海禅師」を参考に、現存する群馬県内の黄檗宗の寺院や施設を訪ねてみましょう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする