ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北の出てお散歩です。
蕨沢川沿いの道を帰ります。
おや、川沿いの石造物にも、夏の強い日射しです。
草刈りしてもらって善かったですね。
この間まで、草に埋もれて、お姿が見えませんでした。
この道はまっすぐでないところが魅力です。
昔の道なのです。
小林の相応寺住職に引率された滝沢不動参りの人々が、集合場所・関の摩崖仏を目指して上って行ったかも知れません。
大久保不動尊(太田市大久保町)は、西上州黒瀧山不動寺(くろたきさんふどうじ)で修行した修験者が開創したということです。
西上州の黒瀧山不動寺、検索すると、なんと現在も存在します。
甘楽郡南牧村(かんらぐんなんもくむら)のかなりの山奥・秘境にあります。
これは是非行ってみなくてはなりません。
2時間半くらい、休憩を入れると、3時間くらいの道のりです。
7月17日、ひめちゃんたちの朝散歩の後、身支度を調えて出発です
途中、大胡のマクドナルドで朝マック
ひたすら西に走ります。
道の駅下仁田です。
休憩します
わー、ソフトクリーム食べたい
新鮮野菜を購入して、ソフトクリームで元気を復活させて、先を急ぎます。
上信電鉄の電車と走ります
やっと、南牧の表示です。
すれ違いも困難な山道ですけど、まあ常広寺の若和尚の実家・甘楽秋畑の天徳寺に行った経験から、落ち着いて進みます
でも、かなりの上り坂のようで、車もやっと上ります
もう限界かなというところで、やっと駐車場に到着です。
下界からの訪問者にはかなりの秘境ですけど、まだまだすごい山奥がありそうです。
黒瀧山不動寺登拝口、杖が置いてあります。
後で考えると、杖を借りた方がよかったかも。
ひたすら上ります。
見た目より、実はかなりの上り坂です
きつい
上を見上げると、ヤマユリです
ヤマユリって、案外生命力の強い生き物だ
まだまだ、つづら折りの道を上ります。
向こうに、ちょっぴり赤い屋根が見えます
いろんな小鳥がいるんですね。
やっと建物が見えてきました。
右の建物で、御朱印をお願いします
境内の案内です。
山門を目指します
大きな杉の木があります。
数百年、ここで生きてきたんですね。
重厚な山門です
山門の説明があります。
鐘楼門として寛政10年(1798)四十二代祖駿禅師の代に再建。梵鐘は戦時中の昭和17年に供出した。楼階正面には元禄5年の最初の山門に潮音禅師が東海禅窟と揮毛した肩額あり。
東海禅窟の額です
不思議なものがあります
木魚は、もとはこんな形をしていたのです。
隣に、この寺についての説明があります。
都合で2枚になります。
行基伝承、秘仏金躰不動明王を本尊として千余年悠久の歴史を刻む。
江戸時代中興開山された潮音道海禅師は、館林に綱吉公開基の広済寺を開き、先代旧事本紀大成教出版を機に延宝三年(1675)黒瀧山入山。
山門をくぐって、不動堂を目指します
(つづく)