黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

僕は学校変わりたくない(おかあたんの入院の話)

2023-02-10 19:48:57 | 黒柴三四郎の独り言

昨夜、七海の夢を見ました

ハイシニアのナナちゃんが、なんと8名もの黒い子を産んだのです

みんなかわいい子だったけど、「はて、父親は誰だ?」なんて大騒ぎをしてるところで、目が覚めました。

 

ナナちゃん、逢いに来てくれてありがとう

 

今日は雪の1日でした

夕方から雨になって、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、貧乏カッパでお散歩でした。

 

雪の日の、ピチピチギャルの七海ママです

 

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

僕は学校変わりたくない(おかあたんの入院の話)

 

おかあたんは、ボクと出会う少し前に、脳腫瘍の手術で、おとうたんと同じ病院に入院した。

今日は、おかあたんの脳腫瘍にまつわる話だ

 

ジュンちゃんが子どもの頃、ある日、おかあたんに叱られていた。

お家の中のことだったけど、突然、土足で、隣のじーちゃんが上がり込んできた

おかあたんの髪の毛をひっぱり、庭に引きずり出し、馬乗りになって、「おらちの孫に何すんだ」と罵りながら、目から火が出るほどなぐり続けた。

本当に目から火が出た感覚だった

そして、「嫁は、親の死に水を取るのが仕事だ。てめーは大学で何勉強してきたんだ」と、気を失いかけているおかあたんに、つばを何度も掛けた

おかあたんには、何の事か全く理解不能だった。

隣のばーちゃんは、後ろでやれやれと応援していた。

 

やっとの事で嵐が去ると、おかあたんは、荷物をまとめてジュンちゃんをつれて、実家に帰った。

実家に着くと、なんとあの鬼の夫婦が先に来て、散々罵っていったそうだ。

実家のじーちゃん・ばーちゃんは、昭和の人なので、彼らの大正生まれの主張は理解出来なかったそうだ。

 

彼らの意識は、前近代のままだったのだ

同居してるけど、嫁は家族ではない。

家族は血の繋がった者だけ。

腹は借り物。

嫁は女中だった。

だから、おらちの孫だったのだ。

 

おかあたんは、しばらく実家で過ごそうと思ったけれど、ジュンちゃんの一言でご破算になった

「僕は学校変わりたくない。」

 

やむなく、おかあたんは鬼の住む村に戻るしかなかった。

 

その後、おかあたんは、何か頭が重いように感じた

耳鳴りがして、左耳で受話器をとったら、聞こえなかった

頭はどんどん重くなり、朝起きるのも大変になった

パート先の健康診断で、異常が確認されて、急遽桐生厚生病院を受診し、脳腫瘍と診断された

6時間にも及ぶ手術を受けた。

 

数ヶ月掛けて、なんとか普通の生活が出来るようになった。

そんなある日、おかあたんは、開店したばかりのジョイフル本田に寄った。

そこで、ボク・三四郎と出会った

ボクと出逢わなければ、おかあたんは、「もうとっくに死んでるよ」だって。

三四郎たちがいたから、今も生きてる

ひめが天寿を全うするまで、何としても生きるよだって

 

 

そういえば、2月6日は、ジュンちゃんの誕生日だったって。

ジュンちゃん、どうしてるかな?

ジュンちゃんは、今は音信不通だってさ。

ある事がきっかけで、彼はおかあたんからの電話もメールも着信拒否してるんだって。

自由に好きなことをして、生きていくんだってさ。

 

 

おかあたんは、「子供がちゃんと育つには、お母さんが一番怖くなくちゃダメだね」という。

 

サマンサが、しつけをしている写真が出てきた

おかあたんは、ちょっかい出さなかったよ。

 

 

 

 

怖いママの存在は必要だね

コメント
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