柴犬との生活も、22年半になります。
基本的に、みんなテラスに各自用のサークルを置いて、その中にハウスを入れて、それぞれのお部屋という形で生活しています。
狭いながらも、各自のお部屋です。
冬場は、ハウスに床暖マットを入れて、真冬にはさらに、ハウスに毛布を掛けます。
夜は湯たんぽも入りました。
でも、この冬は、厳冬です
11歳になったひめちゃんと14歳半のタバサねーちゃんは、夜は室内犬で室内用ベッドに湯たんぽを入れてもらってます。
昼間も、お部屋で湯たんぽを入れてもらってます。
こんなに寒い冬は初めてです
2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります
明日という時間(サマンサは明日ね)
06.1.3(火)
おとうたんダウンコートを焼く
おとといの元旦から、おとうたんは樫の木やその他いろいろやたら燃やした。
確かに片づいた。
ふと見ると大切な、冬にはなくてはならないダウンコートに飛び火の跡が
いつも着ていて、お散歩の時もお仕事の時も、お出かけの時も必需品だった
おかあたんにすれば、お出かけ用にしておいてほしかったのに。
2人は、仕方なく、昨日ユニクロに出かけた。
でも、もう好みの色・サイズはなかった
冬物バーゲンの時には、えり好みなんてしていられないのだ。
この真冬どう乗り切るのかな
06.1.7(土)
七海のシャンプーにみんなで!
おかあたんが車のエンジンをかけた。
「今日は誰かな。」とみんな神経を集中した。
「今日はナナちゃんシャンプーにいくのよ」と、おかあたん。
がっかりする僕たちに、「みんな連れていけばいいがな」とおとうたん。
僕が最初に後部座席に乗せてもらい、続いてサマンサが乗る。
サマンサは大喜びだった
そして、おとうたんがナナちゃんを抱いて、助手席に乗り込むと、「この子も行くの?」とちょっと不快な顔をした
僕はうれしかった
車で10分ほどのペット美容室に着いた。
建物の外の檻に、何頭かの犬がいて歓迎していた。
こいつらはずっとここにいて、来る人見てるのかな。
ちょっと緊張した
ナナちゃんは、おとうたんに抱っこされて店の中に入っていった。
「置いて行かないで」とも言わずに、お姉さんに抱かれてトリミングルームに消えた
家に戻って、ミニドッグランに入れてもらった。
サマンサはフケが出ていて、換毛が始まったらしい。
おとうたんはブラッシングを開始した。
かなりの抜け毛だった。
厳寒の中ではや春の気配を感じているのかな
いつかの春先、僕の抜け毛をカラスがとりに来たことがあった。
まだそんな季節ではないのか、カラスは抜け毛を運んでいかない。
06.1.9(月)
サマンサVS七海の大げんか
今日は、久しぶりに暖かい日だった
僕とサマンサが、ミニドッグランに入った。
ナナちゃんは、「なんでサマンサが先に入るのよ、ブヒィブヒィ」と文句を言った。
後から、ナナちゃんも入れてもらった。
しばらくは、平和に過ぎた
ナナちゃんは、おとうたんが新しく入れてくれた藁(ワラ)で遊んでいた。
突然、サマンサが襲いかかった
ナナちゃんは、顔を食われているようにみえた
おとうたんが駆け寄り、サマンサの首輪を持って引っ張り上げた。
七海がシッポに食いついていた
おかあたんも駈け寄り、ナナちゃんを抱っこして、お部屋に引き上げた。
流血の惨事には至らなかった
でも、2人ともしばらく右の前足が地面につけなかった
サマンサの方が、ダメージが大きかった
お部屋に帰って、お昼になっても不機嫌で、隣のナナちゃんに吠え続けた
夕方のお散歩になっても機嫌は直らなかった
僕にも、ウゥーと威嚇した
クワバラ、クワバラ
スドーブはバリアー
僕は、ストーブは嫌いだ
サマンサは平気だ。
冬の子で、暖房の中で育ったためらしい
ナナちゃんも嫌いだ。
この冬はキッチンと居間の間に、キッチンに向けて、ストーブがある。
中で過ごすことが多いナナちゃんも、ストーブがついていると、足が止まってしまう
おかあたんがテーブルで何かつまんでいても、ストーブの後ろから遠慮がちに顔を出す
ちょうどストーブが、バリアーのようになっているのだ。
僕は7月、ナナちゃんは6月の生まれ、夏の子だからかな
06.1.23(月)
突然に朝の雪
朝のお散歩も終わり近くに、風花がたくさん降ってきた。
まもなく、本降りの雪となった
おとうたんがお出かけのころはすでにつもり始めていた
おかあたんは「もう滑りそうよ」と、注意して運転して出かけた。
明け方に、路面の温度が下がった所に降り始めたせいか、凍結も始まっていた
滑ってうまく走れない車もあった
どこまで降っているのかと思ったけど、赤堀も同じ、伊勢崎も同じだった
おかあたんはおとうたんを下ろして、いつもの帰路につく。
両毛線の高架橋を、のぼりあぐねている青いマーチがすぐ前にあった
引き返したくとも、後ろにキューブが来ていた
「ギブアップしてます」というように、停止灯がピコピコしていた
滑り落ちては、来なかった。
1~2cmずつ、ゆっくりゆっくり、超スローでなんとか登っていった
頂上過ぎると、まあ走り出した
いつもより朝の帰宅に時間がかかったけど、無事帰れて良かった
ほんとうに寒いので、僕もサマンサも小屋から首だけ出しておかえりをした
この後、思いがけず、明るくお日様が出て、ほとんどの雪が溶けた
06.1.25(水)
今日はあたちの番よ
朝、サマンサはお座りして、出発を待っていた。
昨日は、七海がおとうたんの出勤に同行した。
サマンサも行きたがったけど、おかあたんは、「明日サマンサね」と諦めさせた。
おかあたん何何も言わなかったけど、車のエンジンがかかる前にお座りしていた
サマンサは静かに乗り込んだ。
「今日はあたちの番よ」と勝ち誇っていた
サマンサには、明日という時間がわかるのだ
若い頃の三四郎&サマンサの写真が出てきました
強そうな、サマンサねーさんです
サマンサねーさんがいたから、ちびでやせっぽちだった七海が、たくましく成長出来たのです。
サマンサ、ありがとう