黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

犬を見せてください(ナナちゃん、初めての冬)

2023-02-12 20:04:48 | 黒柴三四郎の独り言

今朝、ひめちゃんは、山上城跡公園まで行ってきました。

ひめちゃんは、赤柴のケンくんが大好きです

ひめちゃんの足は、ケンくんちの方へ向かいます。

でも、ケンくんは、先日まで入院していたそうです。

逢えなくても、ケンくんちの前を通ります。

早く元気になってね

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

犬を見せてください(ナナちゃん、初めての冬)

 

05.1.12(水)

 ナナちゃん、かわいい

昨日、若様という犬のママが、お友だちと来た。

二人ともおとうたんの職場の人で、先月病院に行ったけど退院後だったので、改めてお見舞いだという。

ナナちゃんのライバルみたく、おとうたんと子育て談義をしていたんだと

しっかりカメラ持参だった

ナナちゃんを一目見るなり、「かわいい やっはり女の子が良かったかな。」だって。

実は、若様は暴君で、大変な面も持ち合わせているんだと。

ナナちゃんだって、リードを付けるときは凶暴犬なんて言われて、口の中にビィフジャーキィをつっこんで、その間に付けなくてはならないんだけど。

 

 

05.1.21(金)

 雪の中の記念撮影

朝目が覚めると、一面の銀世界だった

みんなでお散歩した後、僕とサマンサが、まずミニドッグランに入れてもらった

おかあたんは、例のペットが良く写るカメラを取り出して、僕の雪の付いた顔を撮った。

走り回るサマンサも、写っているはずだけど。

僕たちがお部屋に引き上げた後、ナナちゃんがしばらくランで遊んだ。

この次降ったときは、みんな一緒に遊べるだろう。

 

 

05.1.25(火)

 メロンパン                         

午前中、おとうたんは久しぶりに職場に顔を出した

おかあたんの運転する車に乗って。

おかあたんは、「まるで教習所の教官をのせているようだった」と、後で語った。

突然の訪問だったけど、みんな明るく迎えてくれた

おかあたんはお友だちと約束があったので、手みやげに、パン屋さんで、春色の黄色のメロンパンを買った。

フカフカで、おいしかったそうだ

 

 

05.1.31(月)

 みんなで再会

おかあたんは、久々に美容院にお出かけだった。

暖かい日だったけど、ランには出してもらえなかった。

それぞれが、サークルのバスタオルの上で日向ぼっこをした。

夕方、いつものように、おかあたんと僕とマンサで先にお散歩に出た。

中学校の周りを歩いたけど、ひっそりしていた

放課後になる時刻で、いつもだったら掃除とかホームルームとか部活の放送が流れるのに。中学生の姿もなかった。

何か行事があったのだろうか

 

家の近くまで来ると、黒い大きな物体とちっちゃな物体が、ひょこひょこ歩いてきた。

おとうたんと「ナナちゃん」だ

向こうも気が付いた。

「三四郎パパとサマンサママ」だ

サマンサが目を細めて、吠えながら先に再会の喜びを表した

僕も再会を喜んだ

お散歩の途中で家族と再会するのは、感激の再会なのだ。

 

 

05.2.1(火)

 足が三本の犬

午後三時頃、僕たちはいつものようにお散歩に出かけた。

神社を通過したところで、大きな犬が二つ見えた。

先に放してある犬、ついで飼い主がリードを持った犬だ。

よく見ると、先の犬には後ろ足が一本しかない

 

案の定、サマンサは吠えて挑発した。

飼い主が二言三言言うと、こちらには突進してこなかった。

静かに、僕たちの立ち去るのを見守っていた。

 

ずうっと以前、僕はその犬に遇ったことがあった。

丘を北に行くと、ある家で繋がれていたのだ。

僕とおかあたんは、「頑張って生きてるね」と思ったけど、頑張って三本足で散歩もしているのだ

 

往きにも帰りにも、Tさんちのマロがうろうろしていた。

もう首輪もしてない。

毛並みもとても悪いし、足も怪我をしているみたいだ

 

 

05.2.8(火)

 知能犯

夕方、おかあたんはナナちゃんに「今日はパパとお散歩しましょ。」と言った。

おかあたん、僕、ナナちゃんで出かけた。

もうじき雨が降りそうな空だったけど、明るく出かけた。

 

ナナちゃんは、ウンチの後、やっぱりご褒美をおかあたんに要求した。

食べる気のない物をくわえて、おかあたんに「ぺをしなさい。」と言わせて、ご褒美もらった

けっこう知能犯ぶりを発揮した

 

帰り際、シルテイのハッピィちゃんが、むこうからやって来た。

用心したおかあたんは、僕のリードを短く持ち、ナナちゃんを抱っこして、「ハッピィちゃんバイバイ」と見送った。

 

 

05.2.17(木)

 雪の中で

昨日は雪だった

おとうたんが病院に行く日だった。

ちょうど出かける時が、一番激しく降っていた

車の雪下ろしをして、おかあたんが運転して出かけた。

 

「この雪なら、けっこうキャンセルしているかもね?」と言って出かけたけど、期待ははかなく裏切られた。

いつまで待っても順番は来ず、1時近くになってやっと名前を呼ばれた。

でも、その間にみぞれや雨になり、雪はだいぶ溶けた。

帰りの運転は、行きよりずっと楽だったんだって

 

ミニドッグランの雪も残っていたけど、びしょびしょっぽかった

おかあたんは、「明日の朝、凍っているウチに遊ぼ!」と 言った。

 

夜、サマンサは情緒不安だった。

おかあたんは、久しぶりにサマンサ1人を母屋の入れた。

ムーちゃんと衝突することなく、さんざん徘徊した。

しばらくして、「サマンサお芋作ってあげる」と、おかあたんが言った。

サツマイモにラップをして電子レンジに入れている間、じっといい子でお座りしていた

僕とナナちゃんもお相伴した

 

そして今日は約束通り、僕たちは雪の残るランで思いっきり遊んだ

 

 

05.2.20(日)

 初めての遠足

昨日は、霙混じりの雪の日だったけど、今日はとても暖かい日だった

僕とナナちゃんは、おかあたんと出かけた。

幼稚園の東周りコースに行きたかった。

久しぶりだった。

工事中で通りにくかったけど、根性で通った

ナナちゃんには、初めてのところが多かった。

白山吹の垣根のところで、上から吠え出す白い犬にびっくりしたり、道の端に経験のないニオイばかりで、なかなかウンチがでなかったり、塀の上から二匹のシェルティに吠えられて、足がすくんでしまったり、白柴の雪之丞にすれ違うとき吠えられないように、おかあたんに抱っこされたり。

朝サマンサと歩くときは、タッタカタッタカ歩くとかいうけど、僕と歩くととても時間がかかる。

気を遣わずに、自己中と本能で歩いているのだ

帰ってきたら、さすがに疲れたみたいで、おうちに潜り込んで休んでいた。

最近は、ずっとおとうたんのリハビリに付き合って、そこいらまでのお散歩だったからね。

 

 

05.3.1(火)

 犬を見せてください

何日か前のことだ。

どこかのおじさんが「犬を見せてください。」と、やって来た。

おかあたんが、「どちら様ですか?」と応対していると、おとうたんも出てきた。

 

実はこのおじさんも黒柴を飼っていて、コンクールに行ってきたんだという。

ボクたちが、お散歩してるところを見たという。

その人は、僕について、「この犬は黒すぎる」んだという。

ナナちゃんは「いい犬」だという。

 

実は僕、1歳半の時に、付け馬に、「展覧会に行こう 盗んでいきたいほどいい犬だ」って、言われたんだ。

犬に対する評価って、いろいろなんだね。

その時、おとうたんおかあたんは、僕が盗まれないように、しばらく心配したんだって

 

 

 

先日、「子犬はいませんか?以前に一度犬を見せてもらった事があるんですけど。」というおじさんがやって来ました。

黒柴の子を可愛がって可愛がって、人間の食べ物をあげてしまって、その子は糖尿病になり、9歳で亡くなったそうです。

ちゃんとペット供養をして、49日の法要を済ませたところだそうです。

以前、東の県道を北の方に、大勢でお散歩してました。

その姿を、見ていたそうです。

残念ながら、お役に立てませんでしたけど、冬の間、夜だけの室内犬になるひめちゃんとタバサねーちゃんには、貴重な教訓を残してくれました。

ありがとうございます

 

でも、記録にある人とは、違うようです。

この時来た人は、すでに黒柴を飼っていたのですから。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする