三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

卒業すること、当たり前ではない

2013年03月14日 | 生活・教育
 只今、予算特別委員会の真っ最中です。
 明日は、私の所属している「まちづくり予算特別委員会」の審議が、午前、午後を通して行われます。
 今週は、各市議がブログやフェイスブックでも既に流していると思いますが、東日本大震災から2年が経過した翌日の12日に市内の中学校で卒業式が挙行されました。
 私も、近くのゆりのき台中学校の卒業式に招かれました。
 
 卒業式では、1年の冬に交通事故で他界した生徒のことにふれたメッセージが卒業生代表から読み上げられました。
 
 PTA会長の言葉にも「皆さんが卒業するのは、当たり前と思ってはいけない」「世界では、学力をつけて卒業できる国は、本当に少ないのだから・・・・」と学べる素晴らしさを述べていました。

 子どもたちが、当たり前のように卒業している裏方で、先生方はもちろんの事、保護者や地域の方々がしっかりとサポートしているのです。
 しかし、残念なことにこれらの努力はするものの病気や事故で命を落とす生徒もいます。
 12日に卒業したゆりのき台中学校の卒業生は、少なくとも「命」を身近に感じたのではないかと思います。
 これから彼らには、喜び、悲しみなどが繰り返し訪れることでしょう。しかし、どんな時でも、命を大切にしてほしいと思います。
 
 先日の震災地からの報道で、大津波で自分の身内の死を目の当たりに見た方が、「明日は自分が死ぬかも知れないと今でも感じながら生活しています」とコメントしていました。
 同級生の事故死を無駄にしないためにも彼が残した無言のメッセージを胸に、これからの長い人生を生き抜いてほしいと思います。

 ご卒業。おめでとう!
コメント
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