昨日(18日・金)午後2時~フラワータウン市民センターで開催された平成26年度三田市青少年問題協議会に傍聴人で入らせていただきました。
傍聴者は、西上議員と私の2人でした。
委員会の構成は、三田市長、教育長、教育委員長や社会福祉協議会、PTA連合会、各地域の青少年健全育成連絡協議会の代表者ら23名で構成されています。
今回から協議会法が改正され、議員選出委員を出さなくなりました。そう言えば、昨年傍聴に入らせていただいた時はある議員が委員の一人だったことを思い出しました。
さて、この協議会の事務局には、青少年に関係する部局職員が出席しています。教育委員会からも当然出席していますし、警察の方も事務局側で資料の説明をしているのが特徴かも知れません。
25年度中に発生した青少年の刑法犯検挙数、不審者情報、補導状況、虐待件数、いじめや子育て相談に至るまでデータがまとめられており、三田市内の青少年のいわゆる心理面での動きなどが数値で示されます。
全ては掲載出来ませんが、刑法犯検挙数は、平成23年103人だったのが、平成25年は64名と年々減少してきていますが、自転車盗が多くなってきてるとのことです。この要因は、自転車の施錠忘れだそうで、改めて犯罪を防ぐ第1歩は鍵かけにあると感じました。
また、不審者情報についてですが、私も防犯メールに加入しているので、このデータには関心が必然的に高くなります。
昨年の不審者情報数は、全部で33件、それもフラワータウンやウッディタウンなどの中学校区内での件数が30件となっています。声かけ事例が33件中15件、痴漢が8件、露出が5件となっていました。
最近、小学校5年生が自宅近くで行方不明となっていることが報道されていましたが、人の少ない時間帯が危ないとは思いますが、データでは、午後3時~4時台に不審者情報事案も多く発生していますので、明るいからと言って安心できません。
次に、児童虐待相談の件数は、平成24年度から49件増加し162件となっていました。そのうち、身体的虐待は、111件で70%、心理的虐待が28%と続いています。
虐待を受けた側の年令別データでは、就学前の3歳児~が56件、小学児童が55件、中学生が32件と続きます。さらに虐待者に至っては、70%が実の母で113件となっていました。
なお、協議会で他の委員から、近年の情報通信技術の進展に伴って携帯電話によるメール、スマートフォンなどのラインの使用でいじめ問題につながっている事例があり、教育委員会や学校側の対応は?との質問がありました。
学校側では、「事案発生ごとに個別で対応している」との答弁があり、また教育長からも「昨今のライン等の使用によるいじめ問題については、非常に危機感を覚えている。このことに関しては生徒会などで自発的にルールづくりを行おうとする機運もある」とのコメントもありました。
三田市ではいじめ防止基本方針が、5月29日に策定され様々な対策や対応を今後も学校と地域の連携で実施して行かなければなりません。
情報通信機器の扱いについては、他市で見られるように学校と家庭、児童や生徒の約束で午後9時以降は携帯電話等を保護者に預けるなど一定のルールをつくるなどの研究もする必要があるように感じました。
傍聴者は、西上議員と私の2人でした。
委員会の構成は、三田市長、教育長、教育委員長や社会福祉協議会、PTA連合会、各地域の青少年健全育成連絡協議会の代表者ら23名で構成されています。
今回から協議会法が改正され、議員選出委員を出さなくなりました。そう言えば、昨年傍聴に入らせていただいた時はある議員が委員の一人だったことを思い出しました。
さて、この協議会の事務局には、青少年に関係する部局職員が出席しています。教育委員会からも当然出席していますし、警察の方も事務局側で資料の説明をしているのが特徴かも知れません。
25年度中に発生した青少年の刑法犯検挙数、不審者情報、補導状況、虐待件数、いじめや子育て相談に至るまでデータがまとめられており、三田市内の青少年のいわゆる心理面での動きなどが数値で示されます。
全ては掲載出来ませんが、刑法犯検挙数は、平成23年103人だったのが、平成25年は64名と年々減少してきていますが、自転車盗が多くなってきてるとのことです。この要因は、自転車の施錠忘れだそうで、改めて犯罪を防ぐ第1歩は鍵かけにあると感じました。
また、不審者情報についてですが、私も防犯メールに加入しているので、このデータには関心が必然的に高くなります。
昨年の不審者情報数は、全部で33件、それもフラワータウンやウッディタウンなどの中学校区内での件数が30件となっています。声かけ事例が33件中15件、痴漢が8件、露出が5件となっていました。
最近、小学校5年生が自宅近くで行方不明となっていることが報道されていましたが、人の少ない時間帯が危ないとは思いますが、データでは、午後3時~4時台に不審者情報事案も多く発生していますので、明るいからと言って安心できません。
次に、児童虐待相談の件数は、平成24年度から49件増加し162件となっていました。そのうち、身体的虐待は、111件で70%、心理的虐待が28%と続いています。
虐待を受けた側の年令別データでは、就学前の3歳児~が56件、小学児童が55件、中学生が32件と続きます。さらに虐待者に至っては、70%が実の母で113件となっていました。
なお、協議会で他の委員から、近年の情報通信技術の進展に伴って携帯電話によるメール、スマートフォンなどのラインの使用でいじめ問題につながっている事例があり、教育委員会や学校側の対応は?との質問がありました。
学校側では、「事案発生ごとに個別で対応している」との答弁があり、また教育長からも「昨今のライン等の使用によるいじめ問題については、非常に危機感を覚えている。このことに関しては生徒会などで自発的にルールづくりを行おうとする機運もある」とのコメントもありました。
三田市ではいじめ防止基本方針が、5月29日に策定され様々な対策や対応を今後も学校と地域の連携で実施して行かなければなりません。
情報通信機器の扱いについては、他市で見られるように学校と家庭、児童や生徒の約束で午後9時以降は携帯電話等を保護者に預けるなど一定のルールをつくるなどの研究もする必要があるように感じました。