三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

地域に飛び出そう!公務員

2014年07月22日 | 活動報告
 19日(土)尼崎市小田公民館で開催された「第5回地域に飛び出す連続講座 in あまがさき 2014」に尼崎市職員のTさんからお誘いを受け初めて参加しました。

 私のような元地方公務員がこの場違い?のイベントに参加させてもらっても良いのだろうか?と申し込みする前に考えましたが、地方公務員であった事実とイベントタイトルの「地域に飛び出す」と言う名にひかれて参加しました。(今回の参加者は約80名)

 このイベントは、既に今回で5回目。前回は伊丹市、その前は西宮市などで開催されています。このイベントのそもそものきっかけは、元総務省職員の椎川忍氏が立ち上げ、その後このネットワークに加入しその趣旨に賛同している地方公務員の方々が開催地やイベント内容を変えながら継続した取り組みになっています。


 今回は、飛び出す公務員ネットワーク代表の椎川氏、東近江市から山口美知子氏、尼崎市長稲村和美氏の3名のリレートークや参加者全員でのワールドカフェによる「地域に飛び出す公務員とは?」のテーマで参加者同士の気付き、さらに会場に参加した皆さんを「知る」作業が行われました。

 東近江市の山口氏からは、いつの間にか仕事に関係しないようないろんな取り組みやグループの事務局をしてきたが、今思うと仕事に直接・間接的に約に立っている。公務員の仕事は、人をつなぐ仕事でもある。と飛び出し過ぎた公務員生活を披露していただきました。
 稲村市長からは、現在の尼崎市の取り組みの紹介がありました。行政で市民からの意見を聴取するものに「パブリックコメント」がありますが、これまでのパブコメは、審議会が終わり、議会などの意見をもらう段階の最終段階で市民に意見をもらうのがほとんど。これを審議会途中でパブコメを取ることにしたとのことでした。
 これも新しい発想だと思います。


 いろんな地域から参加されていましたが、「地域を変えよう!」「地域を元気にしよう!」と常に考えてる方々ばかりとお見受けしました。
 嬉しいことに私の住む三田市の職員の方も3名参加されていていました。

 公務員が地域に飛び出すからこそ地域住民もその職員の方について行くことが出来ると思っています。職員の絶対数が減ってきている昨今、地域に飛び出す公務員は、「県民、市民や町民の笑顔が見たい」と思う気持ちで活動されている方がほとんどだと思います。

 会場で開催されたワールドカフェでは、自分が働いているところと住んでいるところが違う場合の「飛び出し方」が課題になるのではないか?と私自信感じました。地域と一口にいっても職場としての地域と住居の地域の二通りあるからです。
 公務員としての存在価値は、地域を引っ張ることができる能力が備わっていることですが、いざ自分の住む地域での関わりとなると少し遠目に見ている公務員の方々が多いような気がします。
 地縁団体の活動が希薄になってきている昨今、その「復活」は、意外や意外、地域に飛び出す公務員の皆様の活躍なのかも知れません。
 
 
コメント
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