三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

「夏休みラジオ体操」から見た地域

2016年08月06日 | 生活・教育
 7月下旬から小学校や中学校の夏休みが始まった。
 これまでは、夏休みに入ったばかりの1週間。そして学校が始まる前の1週間。自治会やPTAの方々の力を借りて、丁目ごとにある公園で「ラジオ体操」が開催されていました。
 ところが、今年蓋を開けてみると開催期間は、夏休みに入った1週間となり、それも土曜日と日曜日は開催しないことになり、さらに丁目ごとの公園で開催していたのが、大きな公園(ゆりのき台公園と駒ヶ谷運動公園)の2か所になっていました。
 これを見て、地域の皆さまはどのように感じますか?
 地域の力量が落ちてきた(高齢者ばかりになってきた)のだから仕方ない。と思いますか?
 土曜日、日曜日は、大人も休みたいねん!だからラジオ体操も休憩でいいのでしょうか。
 なんだか、釈然としないのは、私だけですか?
 地域で頑張っている皆様に感謝こそすれ、小言を言うつもりはありません。これに決まった何かがあったのだろうと思います。
 しかし、私は次の点で疑問に感じて仕方がないのです。
 1点目・・・せっかくある近くの公園が生かされていません。わざわざ遠方の公園まで行くことは、早朝とは言え児童の安全を考えると得策ではないからです。
 2点目・・・ラジオ体操は誰のためにするのか?を考えると大人のためでもなく、児童らの規則正しい生活習慣をつけるために学校がない期間に地域があみ出した知恵なのではないでしょか。
 でも現実は、大人の理論ばかりが先行していませんか。
 土曜日、日曜日だからこそ仕事で忙しいお父さんやお母さんとのコミュニケーションの場にもなっているはずです。
 
 地域の中の夏休み期間中のラジオ体操に地域の思いが出ているような気がします。
 確かに物理的にできない地域もあると思います。本当にお世話する方が少ない。あるいは、子供がいないとか。
 でも、子供は、親の背中、地域の皆様の背中を見て育っていると思うのです。背中を見せてあげないと、今の地域の子供たちが大人になっても背中を見せようとはしないのではないでしょうか。
 そんな地域が、少し心配です。
 
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