兼ねてから生活道路における速度規制のあり方に地域の方々は矛盾を感じてきていましたが、このほど警察庁が生活道路における速度を時速30㎞に改めることになったと報道がありました。
2022(令和4)年12月の三田市議会本会議の一般質問でこのことを取り上げさせていただきました。
きっかけは、けやき台自治会が三田警察署に毎年要望書を提出していた「タウン内全域のゾーン30化」の取組みや考えを当時の自治会長さんや関係者の皆さんから聞き取り調査を始めたのがきっかけです。
市内に住んでおられる皆様はご存知だと思いますが、リング道路と除ばれている道路の速度規制は、時速50㎞で、一歩住宅街に入ると一般道として時速が60㎞になるのです。
昔からある道交法で、確かに人気のない田舎道で速度規制の看板は予算もあり滅多やたらに規制看板を上げられなかったとの警察庁の言い分も分かりますが、時代は都市化の波で生活している住宅地の前の道路が幅員5.5m未満の生活道路となっており、住民の安全が脅かされてきていました。
こちらが、リング道路で速度標識も50㎞となっています。
一方、リング道路(写真手前)から入った内側の道路は、道路幅がほとんど5.5m。
ご覧のように三田西陵高校(写真奥)はリング道路から西に入りますが、この道も速度が60㎞となります。道幅が狭くなるのに自動車は速度を上げて走ることが可能なのです。
この速度規制のあり方に、三田市での取り組みや三田警察署との連携で生活道路全域に30㎞の網を被すことは出来ないのか?の質問を投げかけました。
市の答弁は、「学校などの近くの道路ならばゾーン30に出来るが、全域は道交法の規定を破ることになるので不可能」であるとの回答でした。
「また、当時の副市長からは、狭い生活道路でそんなに猛スピードで走る方は少ないのでは」との見解を述べておられましたが、車との接触事故は、統計的に生活道路上での事故が多いとされています。
今回の改正では、生活道路に速度規制看板を設置することがないので市民への周知が課題である。とされていますが、これまでのように住民の方から速度を落して走って!とお願いされても「60㎞で走ってもいいんだ。何も法は破っていない」との考えに、ブレーキがかかると思います。
安心・安全なまちに一歩前進です。けやき台自治会の地道な取組みが、大きく結果を出したのではないかと思います。
2022(令和4)年12月の三田市議会本会議の一般質問でこのことを取り上げさせていただきました。
きっかけは、けやき台自治会が三田警察署に毎年要望書を提出していた「タウン内全域のゾーン30化」の取組みや考えを当時の自治会長さんや関係者の皆さんから聞き取り調査を始めたのがきっかけです。
市内に住んでおられる皆様はご存知だと思いますが、リング道路と除ばれている道路の速度規制は、時速50㎞で、一歩住宅街に入ると一般道として時速が60㎞になるのです。
昔からある道交法で、確かに人気のない田舎道で速度規制の看板は予算もあり滅多やたらに規制看板を上げられなかったとの警察庁の言い分も分かりますが、時代は都市化の波で生活している住宅地の前の道路が幅員5.5m未満の生活道路となっており、住民の安全が脅かされてきていました。
こちらが、リング道路で速度標識も50㎞となっています。
一方、リング道路(写真手前)から入った内側の道路は、道路幅がほとんど5.5m。
ご覧のように三田西陵高校(写真奥)はリング道路から西に入りますが、この道も速度が60㎞となります。道幅が狭くなるのに自動車は速度を上げて走ることが可能なのです。
この速度規制のあり方に、三田市での取り組みや三田警察署との連携で生活道路全域に30㎞の網を被すことは出来ないのか?の質問を投げかけました。
市の答弁は、「学校などの近くの道路ならばゾーン30に出来るが、全域は道交法の規定を破ることになるので不可能」であるとの回答でした。
「また、当時の副市長からは、狭い生活道路でそんなに猛スピードで走る方は少ないのでは」との見解を述べておられましたが、車との接触事故は、統計的に生活道路上での事故が多いとされています。
今回の改正では、生活道路に速度規制看板を設置することがないので市民への周知が課題である。とされていますが、これまでのように住民の方から速度を落して走って!とお願いされても「60㎞で走ってもいいんだ。何も法は破っていない」との考えに、ブレーキがかかると思います。
安心・安全なまちに一歩前進です。けやき台自治会の地道な取組みが、大きく結果を出したのではないかと思います。
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