10月12日から17日まで三田市郷の音ホール2階展示室で市内在住佐﨑紘一氏の絵画が展示されています。
タイトルは「佐﨑紘一の物理学展」
ハルピンで生まれ、その戦争体験からくる反戦・反核をイメージした画風がなんとも言えません。
鑑賞しているとひとつ一つの絵画から私に訴えてくる「何か」を感じざるを得ません。
ウクライナへの侵攻は、核戦争への入り口とも言えそうですが、原子力など人間がコントロールできないものを操っている危うさを絵が訴えています。
イスラエルでの戦争も宗教が絡んでいるとは言え、人間の愚かさしか見えてきません。
宗教は、そもそも人の幸せのために存在していると思います。
神が宇宙や地球を創っているのであれば、大元は一つのはず。
まるで、虫けらのように人の命を奪っている。
現実とは思えない行為です。
佐﨑氏の絵には、人間のはかなさも見えてきます。
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