三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

ひょうご「減災」のつどい

2015年02月01日 | 研修報告
 金曜日は、まちづくり基本条例に関わる検討事項特別委員会が開催され「行政評価条例原案」や「協働のまちづくり指針原案」の審議をさせていただきました。
 協働のまちづくりでは、「協働」の定義。市民が行政と協働で取り組みたい事業の提案制度などが盛り込まれています。
 まちづくり基本条例に関する残された検討事項もいよいよ最終局面に入っています。

 さて、昨日は、兵庫県公館で開催されたひょうご「減災」のつどいに行ってきました。数日前に兵庫防災士会よりのお知らせを受け、急遽申し込みました。このイベントは兵庫県の「減災」フォーラムと防災士シンポジウムの共催となっていました。

 基調講演では、神戸大学名誉教授である室崎益輝氏が「専門家と市民とのコミュニケーションの話をしていただきました。
 概要は、学識者、医者、看護師、弁護士、技術者などが地域には存在しているが、通常の防災訓練などにあまりこれらの方が関わっていない。
 これからの防災組織のあり方は、専門家も関わる中で訓練を実施しなければならない。
 また、訓練には、近所の事業者やマスメディアも含める中でPRして行く必要もある。
 室崎教授は、三田市でもこれまで防災関連の提言をしていただいた方でもあり、三田市で取り組ませていただいたこともお話されておりました。

 基調講演が終わると阪神淡路大震災から20年が経過する中で、兵庫県下防災組織の取り組み事例が発表されました。

 神戸市のポートアイランドのマンション自主防災組織の大震災後の事例。豊岡市での平成16年の台風災害(浸水)事例など画像付きで報告がありました。豊岡市梶原区の大廣自主防災組織担当からは、豊岡市では、水害にたびたびあっているが、過去に震度6クラスの地震災害も起こっている。浸水災害も怖いが、それ以上に怖いのは突然やってくる地震ではないか。とも話されていました。

 自主防災組織の発表で感じたのは、原則全員参加を心掛けていること、またお祭りや餅つきなどのイベントとからませて楽しみながら訓練していることが共通点ではないかと思います。
 自主防災組織の訓練も少しずつ進化しているのではと思います。

 会場には、わが三田市の防災―リーダーの会の取り組みもパネル展示されていました。

 これからも地域で防災リーダーや防災士の方々の地道な取り組みが、「いざ」と言う場面に役立つと信じています。
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