念願かなって、やっとやっと「ターミネーター 新起動」を見に行くことになった。
どうせなら、迫力満点の3Dがいいのだが、徒歩圏の映画館では吹替版になっている。なぜ、字幕ではないのか。観客をナメていると反感を持ち、わざわざ電車に乗って3D字幕版を上映している映画館まで出かけた。
「ターミネーター」は今回で5作目になるが、私は3作目、4作目を見ていない。2作目は傑作だった。ラストでは泣いてしまい、パンフレットは今でも大事に取ってある。

「ターミネーターってどんな話? 初めてでもわかるかなぁ」
どこにでもついてくる娘が不安そうに聞いてきたが、心配は無用である。前回までの復習が冒頭に登場したため、うろおぼえだった私にもありがたかった。劇場内は中高年で埋めつくされており、同じ思いを抱いた観客も多いに違いない。
ストーリーはさておき、これを3Dで見ると相当な迫力がある。たとえば、T1000が執拗に追いかけてくる場面では、凶器が鼻先に突きつけられる恐怖感や、爆破、炎上の臨場感が桁違いに大きい。いい年をして、「ひいい~」と悲鳴を上げそうなくらい怖かった。シュワちゃんと敵が殴り合う場面では、重量感とスピード感が半端なく、まさに目が釘付け。上映時間は126分とあるが、60分くらいしか経っていない気がした。
実家にいた頃、地上波で放映された1作目を、家族みんなで見たことがある。母は「ターミネーターがどこまでも追いかけてきて、おっかないよ!」と怯えたものだ。もし3Dで見せたら、恐ろしさのあまりチビるかもしれない。
キャストに関しては、終わってから娘と言いたい放題である。
「サラは可愛かったね」

回想する娘に、すかさず、2作目のサラを見せてやる。

「えっ、これがサラ? 男が女装してるみたい」
「ジョンも美形だったんだよ」

2作目では、エドワード・ファーロングだったのだ。しかし、5作目ではなぜこの人なのか……。

「全然別人じゃん。キモ~」
娘は容赦なく続ける。
「しかも、パンフレットだとセンター。どういうこと?」
たしかに、表紙の中央には、ジェイソン・クラークが居座っていた……。

「イ・ビョンホンが出ていたね」

冷徹なT1000になり切り、背筋の凍る暗殺者が板についていた。彼のことはよく知らないが、人気だけでなく実力もあるとわかった。
ちなみに、2作目では、鋭利な刃物のようなロバート・パトリックが演じている。どちらも適役といえる。

「ミキは、初めてシュワちゃんのカッコよさがわかった」
そうだろう、そうだろう。
2作目ではもっとカッコよかったのだ。
こんな場面や

こんな表情もあり、無敵のヒーローそのままであった。

5作目も負けていない。

また、1作目から見たくなった。レンタルしようかなぁ。

↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
どうせなら、迫力満点の3Dがいいのだが、徒歩圏の映画館では吹替版になっている。なぜ、字幕ではないのか。観客をナメていると反感を持ち、わざわざ電車に乗って3D字幕版を上映している映画館まで出かけた。
「ターミネーター」は今回で5作目になるが、私は3作目、4作目を見ていない。2作目は傑作だった。ラストでは泣いてしまい、パンフレットは今でも大事に取ってある。

「ターミネーターってどんな話? 初めてでもわかるかなぁ」
どこにでもついてくる娘が不安そうに聞いてきたが、心配は無用である。前回までの復習が冒頭に登場したため、うろおぼえだった私にもありがたかった。劇場内は中高年で埋めつくされており、同じ思いを抱いた観客も多いに違いない。
ストーリーはさておき、これを3Dで見ると相当な迫力がある。たとえば、T1000が執拗に追いかけてくる場面では、凶器が鼻先に突きつけられる恐怖感や、爆破、炎上の臨場感が桁違いに大きい。いい年をして、「ひいい~」と悲鳴を上げそうなくらい怖かった。シュワちゃんと敵が殴り合う場面では、重量感とスピード感が半端なく、まさに目が釘付け。上映時間は126分とあるが、60分くらいしか経っていない気がした。
実家にいた頃、地上波で放映された1作目を、家族みんなで見たことがある。母は「ターミネーターがどこまでも追いかけてきて、おっかないよ!」と怯えたものだ。もし3Dで見せたら、恐ろしさのあまりチビるかもしれない。
キャストに関しては、終わってから娘と言いたい放題である。
「サラは可愛かったね」

回想する娘に、すかさず、2作目のサラを見せてやる。

「えっ、これがサラ? 男が女装してるみたい」
「ジョンも美形だったんだよ」

2作目では、エドワード・ファーロングだったのだ。しかし、5作目ではなぜこの人なのか……。

「全然別人じゃん。キモ~」
娘は容赦なく続ける。
「しかも、パンフレットだとセンター。どういうこと?」
たしかに、表紙の中央には、ジェイソン・クラークが居座っていた……。

「イ・ビョンホンが出ていたね」

冷徹なT1000になり切り、背筋の凍る暗殺者が板についていた。彼のことはよく知らないが、人気だけでなく実力もあるとわかった。
ちなみに、2作目では、鋭利な刃物のようなロバート・パトリックが演じている。どちらも適役といえる。

「ミキは、初めてシュワちゃんのカッコよさがわかった」
そうだろう、そうだろう。
2作目ではもっとカッコよかったのだ。
こんな場面や

こんな表情もあり、無敵のヒーローそのままであった。

5作目も負けていない。

また、1作目から見たくなった。レンタルしようかなぁ。

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