サントリー武蔵野ビール工場を見学してきた。
ここは南武線分倍河原駅から徒歩圏にある。親切なことに、無料のシャトルバスもあるから、気軽に出かけられていい。
「代表者の方は、こちらで受付をお願いします」
受付ではいくつかの注意事項を守るよう確認される。見学後、車の運転をする場合の飲酒はできないとか、一度退館したあとのシャトルバス乗車はできないとか、ごく当たり前のことに見えたのだが……。
「係員との写真撮影やセクシャル・ハラスメントはおやめください」
これには驚いた。
試飲時にはアルコールが入る。おそらく、過去には酒癖の悪い、けしからぬ客がいたのだろう。最初に釘を刺すことで、大きな効果が期待できるのかもしれない。
さて、見学では美味しいビールの作り方を教えてくれる。
まずは水。どこぞのフランス料理店でも言っていたが、同じ食材を使っても、水によって仕上がる味が違うそうだ。サントリーは徹底して水にこだわる姿勢を前面に出している。武蔵野工場の美味しい地下水をくみ上げ、東京ドーム8個分に相当する大きな敷地で、せっせとビールを作っていた。
その水を温め、砕いた麦芽を加える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/38/73c413e9a79011d7df21c077ac0600f2.jpg)
「これが麦芽です。ちょっと食べてみてください」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/74/dead16a544b3bfdb229c00fef7aa2278.jpg)
おつまみのナッツ類に近い歯ごたえだが、淡白な味がする。これがビールの素となるとは興味深い。
麦芽中のでんぷんが糖に分解されたら、ホップを加えて煮沸し麦汁を作る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e7/c225c7444d7dd1512736a4b27e2a9088.jpg)
ここに麦汁が入っているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f4/6410bd5c8efca5893c1a9bc3d90c9cad.jpg)
それから発酵、貯酒、ろ過の工程を経て、黄金色の澄んだビールができるというわけだ。
見どころは何といってもパッケージングだろう。
酸化せぬ工夫をして缶にビールを詰める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a4/ef45905d94136d1cd23fe657a54515f1.jpg)
蓋をしてコンベアーで運ばれていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/de/9878a09ed77c3d3dfb8083d4b1945ff0.jpg)
缶を箱に詰める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/7c/b7877df1ef1d3d978c4132214aff1ff6.jpg)
梱包をして、コンベアーの出口に向かっていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0f/9f6a33e8fcb70be095bad03490bbd036.jpg)
製造過程を見学したあとは試飲会だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fa/d7f144950d794f8eeb5424f0562d47ba.jpg)
「試飲はお一人様3杯までとさせていただきます」
時間にして20分くらいだろうか。思ったよりもグラスは大きい。ソフトドリンクをもらっている人もいた。
「最初の一杯はプレミアムモルツを召し上がっていただきますが、2杯目、3杯目は香るエール、マスターズドリームなどの飲み比べもなさってください」
係のお姉さんが、ひときわ声のボリュームを上げる。ここが一番大事なところと心得ているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/9a5d2a3c7888842ede9510ca3f61f956.jpg)
行列はマスターズドリームに集中した。あの苦さがいいのだろうが、香るエールのフルーティーな味わいも捨てがたい。
今まで、「ビールはギネスかキリンラガー」と公言してきたが、今後は改めなければいけないと頭をかいた。
「本日はありがとうございました」
試飲タイムが終わり、帰る時間となったが、迷惑行為をする客はいなかった。やはり、最初に刺した釘は効果抜群のようだ。いい作戦である。
すっかり満足してお土産を買う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a5/33f8287030b7ee5f9ddeea1f87d4f0b1.jpg)
プレモル、香るエール、マスターズドリームの飲み比べセットだ。
これも、買わせる作戦なのだろうが、あえてはまった方が楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/b2b19eb2db2595e3407c99e2498c999f.png)
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ここは南武線分倍河原駅から徒歩圏にある。親切なことに、無料のシャトルバスもあるから、気軽に出かけられていい。
「代表者の方は、こちらで受付をお願いします」
受付ではいくつかの注意事項を守るよう確認される。見学後、車の運転をする場合の飲酒はできないとか、一度退館したあとのシャトルバス乗車はできないとか、ごく当たり前のことに見えたのだが……。
「係員との写真撮影やセクシャル・ハラスメントはおやめください」
これには驚いた。
試飲時にはアルコールが入る。おそらく、過去には酒癖の悪い、けしからぬ客がいたのだろう。最初に釘を刺すことで、大きな効果が期待できるのかもしれない。
さて、見学では美味しいビールの作り方を教えてくれる。
まずは水。どこぞのフランス料理店でも言っていたが、同じ食材を使っても、水によって仕上がる味が違うそうだ。サントリーは徹底して水にこだわる姿勢を前面に出している。武蔵野工場の美味しい地下水をくみ上げ、東京ドーム8個分に相当する大きな敷地で、せっせとビールを作っていた。
その水を温め、砕いた麦芽を加える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/38/73c413e9a79011d7df21c077ac0600f2.jpg)
「これが麦芽です。ちょっと食べてみてください」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/74/dead16a544b3bfdb229c00fef7aa2278.jpg)
おつまみのナッツ類に近い歯ごたえだが、淡白な味がする。これがビールの素となるとは興味深い。
麦芽中のでんぷんが糖に分解されたら、ホップを加えて煮沸し麦汁を作る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e7/c225c7444d7dd1512736a4b27e2a9088.jpg)
ここに麦汁が入っているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f4/6410bd5c8efca5893c1a9bc3d90c9cad.jpg)
それから発酵、貯酒、ろ過の工程を経て、黄金色の澄んだビールができるというわけだ。
見どころは何といってもパッケージングだろう。
酸化せぬ工夫をして缶にビールを詰める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a4/ef45905d94136d1cd23fe657a54515f1.jpg)
蓋をしてコンベアーで運ばれていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/de/9878a09ed77c3d3dfb8083d4b1945ff0.jpg)
缶を箱に詰める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/7c/b7877df1ef1d3d978c4132214aff1ff6.jpg)
梱包をして、コンベアーの出口に向かっていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0f/9f6a33e8fcb70be095bad03490bbd036.jpg)
製造過程を見学したあとは試飲会だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fa/d7f144950d794f8eeb5424f0562d47ba.jpg)
「試飲はお一人様3杯までとさせていただきます」
時間にして20分くらいだろうか。思ったよりもグラスは大きい。ソフトドリンクをもらっている人もいた。
「最初の一杯はプレミアムモルツを召し上がっていただきますが、2杯目、3杯目は香るエール、マスターズドリームなどの飲み比べもなさってください」
係のお姉さんが、ひときわ声のボリュームを上げる。ここが一番大事なところと心得ているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/9a5d2a3c7888842ede9510ca3f61f956.jpg)
行列はマスターズドリームに集中した。あの苦さがいいのだろうが、香るエールのフルーティーな味わいも捨てがたい。
今まで、「ビールはギネスかキリンラガー」と公言してきたが、今後は改めなければいけないと頭をかいた。
「本日はありがとうございました」
試飲タイムが終わり、帰る時間となったが、迷惑行為をする客はいなかった。やはり、最初に刺した釘は効果抜群のようだ。いい作戦である。
すっかり満足してお土産を買う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a5/33f8287030b7ee5f9ddeea1f87d4f0b1.jpg)
プレモル、香るエール、マスターズドリームの飲み比べセットだ。
これも、買わせる作戦なのだろうが、あえてはまった方が楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/b2b19eb2db2595e3407c99e2498c999f.png)
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ビールの試飲の時はおつまみもついてくるんですね。3種のビールの味比べもいいですね。
家から比較的近いので行ってみました。
ビール会社を全制覇した友人は、アサヒビールが一番なんですって。
おつまみも充実していていいとか何とか。
でも、私はここで満足ですね。
アサヒビールは近くても神奈川。
気軽に行かれる場所じゃないです。
また行こうかしらん♪
しかもビール工場、ひょっとしてユーミンですか!?
製造過程も面白いけど、一番は試飲ですね。
できたてのビールを試飲するには、注意事項は厳守せねば。
楽しい大人の社会見学は、礼儀正しくですね。
僕も麦芽食べましたし、試飲も3杯。僕は缶ビール風味清涼飲料と缶コーヒーをいただきました。さすがにあの時間内に2缶は厳しかった。
僕を案内してくれたガイドさんはホントに可愛いカンジの女性でした。酔っ払ったオッサンを相手にするのはたいへんだろうな。また写真は昔と違ってすぐに拡散しちゃいます。先日も修学旅行のバスガイドさんの写真が全然違うイミを持った写真として拡散されたように聞きました。ホントにツマラナイ世の中になったなぁ。
新しい楽しみも出来たみたいで有意義な社会勉強でしたね。お疲れ様でした。
中央フリーフェイの歌詞を調べてみました。
おっしゃる通り、競馬場の向かい側にありますので、間違いないかと。
何と、この記事をアップした日に、アメンバーでマイミクの友人が同じ内容の日記を書いていました。
私が行ったのは8月でしたが、世間は狭いことを実感しましたよ。
コカ・コーラの見学は大半が小学生でしたが、ビール工場は大人だらけ。
みなさん、お行儀良くて何よりでした(笑)
うちからだと、一番近いアサヒビール工場は新松田です。
そっちでもよかったのですが、友人の都合がつかず娘を連れて行ったもので、近場になりました。
ビールは美味しかったデス。
でも、おつまみが物足りない(笑)
写真の拡散は問題ですね。
犯罪者じゃないんです。
さらし者にして盛り上がるのはやめてほしい。
まさに、つまらない世の中です。
工場見学にいそしんでおられますね~。
ビールは苦手です。
でも、最近毎日、帰ると、グラスに2cmほどわけてもらって、飲んでいます。
しゅわしゅわされると癒されますよね。
工場には、本当に人があまりいませんね。
見学者を案内したりビール出したりする仕事がなければ、さらに人の気配がなくなるのかと思うほとです。
ところで、しゅうまいはお好きでしょうか?
もしお好きなら、ぜひ「崎陽軒」の工場見学にいらしてみてください。
日時を選ばないとお子様まみれかもしれないけど、横浜では好評です。
崎陽軒の工場見学は超人気ですね。
12月まですでに満員です。
1月分は10月1日から受け付けるとか。
頑張ってみようかなぁ(笑)
プチミュージアムでは、予約なしでもできたてのシュウマイを食べることができるようですね。
行ってみたい!
耳より情報をありがとうございました。
私もシュワシュワが好きなんです。
今日はギネスを飲みました。
黒ビールは一番いいですね。