新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
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「12÷3」を絵にするなら…

2022-06-11 09:12:43 | 悟得びと算数・数学


(あ)[●●●●][●●●●]「●●●●」÷3=[●●●●]
(い)[●●●][●●●][●●●][●●●]÷3=「●●●]●

(あ)の除法は、●12も[]3も3等分できた。全ての3等分で⇒等分除
(い)の除法は、●12は3等分できたが、[]4の3等分は無理⇒包含除

この[]が箱なら、4個の箱を3等分したら、箱が壊れて、箱ではなくなる。
だから、4箱の姿形のままの3等分は無理。
それでも、4個の紙箱の紙合計量の3等分なら可能。

等分除とは、全体、姿形も内実も壊さない等分。実態も実体も壊さない等分。
包含除とは、内実の等分はできても、姿形は変形する等分。

細胞から細胞分裂なら等分除。
細胞を2つに切るなら包含除。



以上↑から、言える事は、以下↓のような事です。



除法には以下の2種類がある。

(ア)完璧・完全な等分である等分除。
(イ)完璧ではない不完全な包含除。

↑上記の言葉を言い換えるなら、以下↓のようになる。

完璧な等分とは、直接的・間接的等分可能な分け方。
完全な等分とは、間接的な等分だけが可能な分け方。

例えば、
薄い折り紙なら人間が直接手でも、数値化でも、機械をでも等分可能。
しかし、厚い鉄板は、人間の手で直接等分不可能。


例えば、
一つのケーキを手だけを使っての正確な等分は無理。
ナイフを使っての正確な等分も無理。
でも、ケーキの重さ、縦・横の長さ…に数値化したなら、正確等分が可能。
でも、数値化しても機械を使わないと、その数値と完全一致の分け方はできない。


また以下のようにも考えられる。


(a) 12本の鉛筆を3人分けたら、一人に4本。
(b) 12本の鉛筆を一人3本ずつ分けたら、4人に配れる

式でかくなら、

(a) 12=4本/人×3人=12本
(b) 12=3本/一人×4人=12本


文章題にするなら、
(A) 12本の鉛筆を3人に分けたら、一人□本?
    (式) 12=□×3

(B) 12本の鉛筆を一人に3本ずつ分けたら□人分?
    (式) 12本=3×□

(A)は、全体12人の塊を3等分した人数を求める。(等分除)
(B)は、全体12人から部分3人の塊を引いた時の回数を求める(包含除)


加法・減法から書くなら、

(a) 12本の鉛筆を3人分けたら、一人に4本。

   4本+4本+4本=12本
    4本×3=12

(b) 12本の鉛筆を一人3本ずつ分けたら、4人に配れる

   12本-3本-3本-3本-3本=0
   12本-3本×4=0
   3本×4=12


(A)12本の鉛筆を3人に分けたら、一人□本?
   (式) 12=□×3
   (式)  □+□+□+=12



(B) 12本の鉛筆を一人に3本ずつ分けたら□人分?
      (式)  12本=3×□
      (式) 12本=3本+3本+……加法式にできない

それでも、以下のような図に出来る、
●●●●●●●●●●●●=12●
この図から以下のように、C人さんDさんEさんの3人に一回に一つずつ分けるなら、

1回目 C●    D●  E●    残―9●
2回目 C●●   D●●  E●●   残―6●
3回目 C●●●  D●●●  E●●●   残―3●
4回目 C●●●●  D●●●● E●●●●  残―0
減法式にするなら、2-3=9、9-3=6、6-3=3、3-3=0
  12から、3を4回引いて0、  
だから、3こ+3こ+3こ+3こ=12こ、で□は4人分
         

        




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