本日、近くのスーパーのレジでの出来事。
私は買い物を終わって、レジで代金を知らされた。
それは、1648円であった。
私はポイントカードを出しながら…
『なるべく釣銭を軽くする為に財布を見た』
硬貨で120円はあるので…
私―「28ポイントありますが?」
レジ係―「あります!」
1648-28=1620で
5120-1620=3500だから
では…と
私は5120円を置いた。
そして、戻された釣銭を見ると…
なんと…一円玉が見えた。
私―「28円引いてないの?」
レジ係―「引いてと言われてないので…」
私―
「普通、28ポイントと…聞かれたら…」
「引くと言われなくても…引くでしょう…」
と呆れながら…笑いながらその場を離れた…
落ち着いて考えてみると…
確かに
客から「ポイントを引いて」と言われてないなら
ポイントを「引かない」という判断は正しい。
それは、「点」としてのやり取りだけなら正しい。
しかし、その前の流れを考え線とするなら、
ポイントを引いて欲しいから
「客は28ポイントあるか聞いた」と思い
「客は「ある」と知ったら引きたい筈」…と考え。
「客が引いてと言わないなら」
「私から聞いてみよう」と決断して、
普通レジ係なら
「ポイント御引きしますか?」と
客に一言きくだろう…
また仮に引かずに客から
「引いてないの…」と言われたら、
普通でまともなレジ係なら
「すみません!引いてと言われなかったので…」と
自分が聞かずに引かなかった落ち度を謝罪しつつ、
引いてと言わない客の落ち度もチクっと指摘するなら…兎も角、
そのレジ係の開口一番が
「引いてと言われなかったから…」であった。
彼女は自分の立場での自己判断を
間違いなく正しいモノと確信していたのだろう…
客の言動から、
その客の気持ちを想う・考える事を
彼女は出来ていない…
自分の判断や自分だけの言動が正しい…としても、
相手との絡み合いの中での言動としては間違っている事もあり得る。
これは、「間(合)」が違っている、であり、
空手の組手で考えるなら、相手と自分の手足の長短の違いを無視して、
自分の間合いたけから相手の攻撃の有効性を判断して
相手との間合い違いを考慮せずに攻撃・守備をしてしまい…
結果的に負けてしまう…
ような感じなのだろう。