新・悟りを求めて~

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「事実的と論理的な言語表現」の話

2024-11-12 15:48:35 | 「わたし事・学」
「事実的と論理的な言語表現」の話


先日、一年生の担任が以下のように児童達に言っていた報告を同僚の補助員から聞いた。
そう補助員の間では、毎日、自分が入ったクラスの授業・児童の状況、
そして担当教員の児童達への指導…の状況報告をしている。

担任が二学期の成績表の評価について…
「…○○君と××君は、…成績表の評価は『C』です。」
「みんなも二人ような『C』になりたくないなら…二人のマネをしない、ように…」

この事を報告していた同僚は以下のよう付け加えた~
「…もし、子供が家に帰って、話の内容ままに親に言ったら…誤解される」

そう…この言語表現は、確実にに保護者に誤解されてしまうモノ!
私も、担任に直接上記のように言った。

でも…担任は、
「子供達には、日頃から彼らの事を話しているから、私の真意を分かってくれる!」というような事を言ってきた。


その担任の真意とは?
私が一年生の補助に入る事は比較的少ない…ので、子供達レベルで担任の真意は分からない…
それでも…以下のような担任の言葉が同僚から報告されている。

二人は、「言葉・日本語が分からない」、「外人・ベトナム人・フィリピン人である」、「保育園・幼稚園に行っていない」…
この事を報告していた同僚は、これらの言葉に呆れていたが…。

これらの言葉は、事実的表現である。
私は、上記の言語表現から…担任は以下のように思っていたのだろうと想像した。

「日本語が分からない」から担任の指示の意味が分からない。
自分がどのように行動すればいいか不明。

外人だから生活習慣が日本人とは違う。
だから、彼らの普通・常識は、日本的普通・常識と一致するは限らない。


「保育園・幼稚園に行っていない」
だから彼らには、集団行動ができない。

そう『C』の内容に「平気で悪口を言う」が、あったが…


日本語が分からない、家では母国語の彼らは、
その日本語の悪口をクラスの児童達から学んでいる筈。


そもそも…上記のような日本の学校での生活・学習…が白紙的で、
言葉も全く理解不能な彼らは~

学校・クラスでの、その言動・行為は、周囲の児童達の言動のマネから始まるのだろう。
確かに、当初は、自分勝手な言動であっても…時の経過と共に周囲の様子に合わせようとするモノだろう。

その時、周囲の児童達が全て「A」評価レベル言動なら、彼らの「C」評価はないだろう。
では、何故クラス全員が「C」評価ではないか?
それは、彼ら以外の児童には、TPOが分かり、時々の言動の丁度いい加減分かる。
この○○・××君は、担任の前でも、平気で他の児童の「悪口が言える」…
日本語の悪口は、彼らには「悪口」ではなく、
休み時間に言われた事を、授業中でも、そのままマネして相手に返しているだけ…。



でも…○○・××君には、それが授業中では不適切だという事が分からない!
だから、自分の都合に合わせて周囲の言動をマネしている、のだろう。


結論から書けば~

○○・××君の「C」評価は、
正しい「A・B」レベルの手本を示せなかったクラス全体の連帯責任…と言えよえ。


上記のような~
「言葉が分からない」、「外国人」、「保育園・幼稚園体験なし」、「悪口を言う」
が事実的表現なら

以下は、その論理的な解釈・表現とし言えようか…。
「教師の指示が分からない」、「生活習慣が違う」、「集団行動を知らない・出来ない」・「授業中でも悪口(悪いとい認識なし)を言いえる」


だから…私は~
クラス全員に、「○○・××君のマネをするな」ではなく、
クラス全員が、「A」評価レベルの言動を「○○・××君にマネさせよう」と言えばいい!
と考えた…

しかし、これは、今回の担任の失敗を他人事・客観的に眺められたから思いついた手書けた事。
実際に、過去・教員時代の私は、この担任と同じような言動の繰り返しであった。


結論的・論理的にに書くなら~
「反面教師」的な指摘・指導ではなく、
「正面教師」としての「手本になれ!」的な指摘・指導である…いう事。


学ぶ者でなく、学ばせる者になれ!

分かった!だから~
「医学原論」に「学者・教育者になれれば最強!」的な事が書かれていた…のだろう。


今回の記述は、医学原論「上下巻」の論理的な影響かも…
これも…もしかして…無自覚的な「論理的パクリ」なのだろうか…














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