ここ何日かウスバキトンボが集団で飛翔しています。
ごくありふれたトンボですが、その生態は特別不思議なもののようです。言ってしまえば分からないことが多いということでしょう。
南方系のトンボですが海を渡り山を越え、ひたすら北上し、日本であれば北海道でその低い気温のために死滅するそうです。なぜそんな渡りをするのかよく分かっていないみたいです。台風に乗って(台風の目の中でたくさんのウスバキトンボが目撃されていた。)北上していたという観測記録もあるようです。
捕まえてみると分かりますがフニャフニャで薄っぺらな体をしています。多分、体を軽くして遠くまで飛べるようにしているのだと思われます。
おそらく自分が子供の頃、一番多く捕まえたトンボ。写真のように縦に留まります。
シオカラトンボのメスもいました。