ヌーという生き物には何故か悲しいイメージが付き纏います。
ヌーはウシ目ウシ科ヌー属に属します。頭が大きく背中が盛り上がり角はカーブを描きながら天を突いています。オグロヌーとオジロヌーがいますがオジロヌーは乱獲や家畜との競合に敗れて一時期絶滅。その後、家畜として飼われていたものを復活させるプロジェクトにより個体数が増えているようです。
嗅覚が優れていて、かなり遠方の雨の匂いを嗅ぎ分けるそうです。雨が降っているところでは直に草が生え、ヌーはそれを食べることができます。
ヌーの大移動の途中で大集団が川渡りをします。多くの個体が溺死をし、それがマラ川の栄養源になっているという研究がありますが、元々は危険な川を渡る必要はなく、安全な移動をしていたそうです。牧場の有刺鉄線が妨害になり危険を犯さなければならなくなっったということです。
人間からは神の失敗作などと言われ、美しさや優雅さからは遠いイメージがあります。
ヌーは「ヌー」と鳴くからヌーです。「ヌー」という鳴き声が悲しい声に聞こえることがあります。
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